宮川淳 芦ノ湖
ロングビルミノー&スモラバでクリアウォーターの赤星バスを攻略
こんにちは、エバーグリーン・プロスタッフの宮川淳です。
日本のバスフィッシング発祥の地、神奈川県の芦ノ湖に行ってきました。
新緑につつまれた芦ノ湖はウグイスとホトトギスの透き通った歌声が華を添え、日常の喧騒を忘れさせてくれます。少年時代のハイシーズンには毎週のように通っていた思い出の詰まった場所です。その頃の私はラッキー13をぶら下げてオカッパリをするませたガキンチョでした(笑)
芦ノ湖に出船するのはおよそ25年ぶりで、プラスチックワームの使用が禁止されるなど、当時と状況が変わっています。はやる心を抑えながら、湖尻からレンタルボートで出船。透明度が高い水中を覗くとそこは「おったな!」の大連発。スポーニングシーズンを迎えた湖のいたるところで赤星バスがメラメラしているではありませんか。中には丸々と太った55cmを上回るような個体も……
ダイレクトに狙うのは避けて、まずはエスフラットでサーチ。ショートジャークを織り交ぜたアプローチを展開していきました。しばらくするとチェイスするシルエットが確認できましたが、クリアウォーターでバスの警戒心が高いので、なかなかバイトには持ち込めません。
そこでLBローラーを投入。チェイスしたバスが戻っていった場所にアプローチする戦略です。LBローラーは真っ直ぐ飛ぶことから狙ったラインを外しません。さらにボトムノックしても横っ飛びしないことでボトムを正確にトレースすることが可能です。
この日のLBローラーはスローフローティングにウエイトチューンしたものを使用。ボトムノック後に5秒ほどポーズをとると……ラインを「プン!」とはじくバイトが!4軸バットを活かし、ガッチリフッキングを決めます。ヘラクレス・EGムービングをグイグイ引き絞るファイトの後にグッドコンディションが姿を現しました。
体色が鮮やかで尻尾の際まで肉のついた丸々と太った赤星バスと久しぶりの再会です。その姿を昔どこかで見たことがあるような懐かしい気持ちになりました。
さらに、LBローラーにミスバイトしたバスにはC-4ジグ(トレーラーなし)を投入すると……入れておくだけでバイト!ジグ単体で使用してもバイトしてくるので、やはりC-4ジグのシルエットは優れているとあらためて実感すると共に、極僅かに揺らぐスカートがバイトトリガーに大きく貢献していることが確認できました。 ただ、ラインのノットはダブルユニノットなどにしておく必要があります。芦ノ湖のバスは引きが強いですからね。
今シーズンはバス釣り発祥の地で60オーバーを仕留めてみたいと思っています。皆さんもご一緒にいかがですか?
ロッド:ヘラクレス HCSC-67M EGムービング
ライン:バスザイル・マジックハードR 12lb
ルアー:LBローラー
ロッド:ヘラクレス HCSS-68ML パワーシェイカー68ML
ライン:バスザイル・マジックハードR 4lb
ルアー:C-4ジグ 3.3g
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