飯田秀明 霞ヶ浦で好調、エックスオーバーのトゥイッチ&ポーズ。キャッチ率は100%!
こんにちはエバーグリーンプロスタッフの飯田秀明(イイダ ヒデアキ)です。
霞ヶ浦の動画ロケで50アップを獲って以来、プライベートでも好調をキープ、トーナメントでもビッグフィッシュ賞を取るなど、早くも結果を出してくれて信頼のルアーとなったエックスオーバー。今回は、私が実際に霞ヶ浦で使い込んで得た感想を交えて紹介してみたいと思います。
エックスオーバー、先ず見た目は、一般的なクランクベイトとシャッドプラグの中間的なフォルム。使い方としては巻きでもジャークでも良い感じ。
体高があるため側面の面積が広く、ジャークやトゥイッチ時に、下方向への水押しに加え、横方向への水押しも強い印象があります。そして、ただ巻きでは、細かいピッチのウォブルアクションに加え、体高がある側面から生まれる明滅効果も。
ボディサイズは90mm。一般的にこのサイズのルアーだと、トリプルフック2個、が多いかと思いますが、エックスオーバーには3個のトリプルフックが絶妙に配置されています。言わずもがなですが、弱いバイトや甘噛みに対して効果絶大。
使い始めてから現在まで、バイトさせた魚のキャッチ率は100%!!
しかし、使ってみると全然根掛からない。「……!?」
実はこのルアーに使われているトリプルフック、シャンクが短くなっているんです。このおかげで、ルアーが泳いでフックが振られる際にリップやボディからフックポイントがはみ出しにくい分、根掛かりを最小限に抑えることにも繋がっているようです。
根掛かりが多いとリズムを乱されますが、今まで使ってきてロストはゼロ!根掛かりを抑え、フック同士の絡みもないショートシャンクは、ストレスもゼロ!
エックスオーバーはスローフローティング設定なので、バスが追いやすい浮きスピードなのも魅力です。霞ヶ浦のような濁った水域のバスは、あまりにも速く逃げるベイトは追いたがらないですしね。
使用した場所は、バンク際やアシ、ブッシュ、石積み、その他マンメイドストラクチャー等々、普通ならジグやワームを撃ちたくなるようなシチュエーション……
ですが、前段で紹介した通り、側面で水を横方向に押してくれるので、ソフトベイトと違い、少々離れていても魚を引っ張ってきてくれる力があります。
その力で水面直下まで魚を浮かせ、視認できるバイトもありましたが、ワームをついばむようなバイトも多かったので、3個フックのメリットが活かせたと思います。これから水温が下がり魚も低活性になると、余計にそのありがたみがわかりますよ!
■ロッド:オライオン OCSC-67ML+ ライトニングストライク67ML+
エックスオーバーのウエイトは18.5gですが、ライトニングストライクで難なく扱えます。私が霞ヶ浦で多用するショート~中距離キャストの正確性、そしてロッドワークによるアクションのつけやすさも秀逸です。また、吸い込みも良く、ついばみ系バイトや巻きの釣りにも対応してくれるので、エックスオーバーにぴったりなロッドだと思います。
■ライン:バスザイル・マジックハードR 14lb
太さは14lb以上が絶対オススメ。ジャークやトゥイッチの負荷に伸びずに思い通りのアクションをつけられます。しかも、バスの瞬間的な突っ込みのような高い負荷が掛かった時だけ、適度に伸びてショックを吸収してくれるのがバスザイルの特徴。エックスオーバーには高確率でGoodコンディションのサイズがバイトしてくるので、バスザイルなら安心です。
関連記事
-
- 秋のリザーバーで巻き物が炸裂!
清水盛三が語る バスフィッシングを楽しむためのモリゾー的思考 - 40アップ数本を含む、20本以上の爆釣劇。しかも、そのすべてをハードベイトの巻きで叩き出すという展開は、まさに盛三ワールド。 10/20にオンエアされた「The ...
- 秋のリザーバーで巻き物が炸裂!