スポーニングシーズンも中盤から終盤に差し掛かり、体力の回復したバスも多くなってきていますが、その日の天候や風の強弱、水の濁り具合等々、状況次第では狙いどころが絞りにくくバイトすらないなんてことも……

そんな状況で私が狙うポイントは、土や泥のボトムより濁りの影響が少ないハードボトムやテトラ帯などです。霞、利根川水系ではこういった場所が多いので、その中でも風が程良く当たるポイントを選んでいます。

ポイントが決まれば次はルアー選択ですが、オススメはズバリッ！　シャロークランクです！

ゴロタやテトラに当ててヒラを打たせるだけならスピナーベイトでもいいんですが、この時期は何かに当たった後のフラフラと浮上するアクションに強く反応を示すバスが多いので、シャローホグとクラフトを状況によって使い分けています。

まず、風で水面が波立ち、ざわついているような状況では、アクションが強くアピール力の高いシャローホグを選びます。ラインは浮力を最大限に活かせるナイロンライン、バスザイル・フレックスハードHD 14lb。

反対に、さざなみ程度や静かな水面なら、タイトに泳ぐ超ハイピッチローリングアクションのクラフト。シャローホグよりも潜行深度が深いためラインに角度が付きやすく、根ズレによるラインブレイクの心配もあるので、ラインはフロロカーボンのバスザイル・マジックハードR 12lbがオススメです。

使い方も難しいことは一切なく、ただ投げて巻くだけ！　ただしキモは、リールのハンドルを軽く持って巻き続け、ルアーが何かに当たったら指がハンドルから外れるようにすること。それにより、自然と浮上アクションを演出できます。何も当たらない場合はストップ＆ゴーですね！

ロッドは、シャローホグにはライトキャバルリー610M。

クラフトにはライトキャバルリー68MLがオススメ。

2ピースロッドなのでオカッパリ釣行に便利です。これらのタックルを使った実釣で多くのバスをキャッチすることができました。

ロッド：ライトキャバルリー CLCC-68ML
ライン：バスザイル・マジックハードR 12lb
ルアー：クラフト