プラクティスは、試合前週の土日と試合前日の3日間行ないました。

まず、試合前週の土曜日は秋めいてきた霞ヶ浦本湖、西浦を中心に巻き物をメインにエリアを回りました。

ベイトが付いていそうな石系の障害物ではクランクベイト、アシ際はノーシンカー、フロッグなどでポロポロ釣れるもののサイズはあがらず。パターンという感じではなく、絞り出すという感じ。

しかし、ここぞというタイミングで良い場所に入ると、コンディションの良いキッカーが獲れました。

翌日、日曜日はマリーナの大会があり、ひとりで参加。各エリアを巻き物中心で回り、キーパーを6匹釣りましたが、サイズに恵まれず3匹リミット2,000gチョットで終了しました。

試合前日はパートナー（W.B.S.はペア戦）ととにかく魚が濃い場所、キーパーが獲れる場所を探そうと走り回りましたが、ノンキーパー1匹で終了。

結果、「明日の試合当日はその日を釣る」「タイミングが合えば爆発するに違いない」という、いつも通りのスタンスで挑むことに。

増水していたためシャローのベジテーションをバスエネミー4.5インチのノーシンカーで撃ってみると、すぐにバイト！キーパーギリギリでしたがキャッチしました。

その後、立て続けに同じエリアの小規模ブッシュで2匹目のキーパーをキャッチ！ローライトでバスは障害物から離れていると思っていましたが、カバーの奥に潜んでいるようでした。

「キーパーならブッシュで獲れるかも？」とパートナーと意見が合い、ブッシュメインで撃っていくと強烈なバイト！

なんとかブッシュからバスを引きずり出しましたが、鋭い突っ込みでまたブッシュに！太い枯れ枝越しのやりとりが長い時間続き、やっとのことで取り込んだ魚は約1,500g！

バスエネミー4.5インチのノーシンカーリグでは、普段バスザイル・マジックハードR 14lbを使用していますが、この時は風の影響を考えて12lbを使用。

いつもより細いラインを使用していたにもかかわらず、無事にキャッチすることができ、改めてバスザイル・マジックハードRの強さを感じる1匹でした。

その後、昼近くになり、ほんの短時間でしたがいい風が吹いたタイミングで移動。

1度入った場所でしたが、今だと思えるタイミングで入り直してクラフト、コンバットクランクミニMRでキロオーバー2連発！パートナーと2人でタイミングの絶妙さに震えていました。

これでリミットが揃い5キロは超えは確実！

さらなる入れ替えをめざしつつ、次の日のプラクティスをしていきましたが、ストップフィッシングの時間を迎えました。

初日5,600gで2位につけることができました。

この日も台風による影響で風、豪雨とめまぐるしくコンディションの変わる１日でした。

前日に引き続きタイミングを合わせる釣りを展開していきましたが、めまぐるしく変わる天候の中、思った通りに動けず……

それでも、風の当たり具合や水質が少しでも良く、集中して釣りのできるエリアを探してなんとか3匹のキーパーを獲りました。

リミットメイクまであと2匹。この時点で時間は昼12時過ぎ。

ここで勝負に出て、クランキングでパートナーが掛けますが、ボート際でジャンプされフックアウト……太くて大きな魚体が見えただけに残念でした。

しかし、バスはいると気を取り直し再びクランキング。

すると今度は自分にバイト！ロッドのしなりがバットで止まり、魚が水中で首を振っているのがわかりました。

「これデカイよ！マジデカイよ！」とパートナーと言いながら、魚が浮いてくるのを待ちましたが、姿を見ずにフックアウト……

そしてここで無念のタイムアップ。

最終日3匹2,560gで2日間のトータルは8,160g。私とパートナーのチームは5位で終了となりました。

［ロッド］ヘラクレス HCSC-64ML ウォレシア
［ライン］バスザイル・マジックハードR 10lb
［ルアー］クラフト、コンバットクランクミニMR

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