佐藤順一 春の琵琶湖・サスペンドバス攻略法
みなさんこんにちは、エバーグリーンプロスタッフ、リブレバスクラブ・プロガイドの佐藤順一です。
今回は春のサスペンドバスを狙う簡単な方法を紹介します。写真のようなビッグバスから、小バスまで釣れる釣りなので、みなさんもぜひ試してみてください。
■ 春のサスペンドバスを簡単に釣る方法とは
春という季節は、温かな水の領域が中層から上になることが多く、バスがサスペンドしやすい時期であるため、ミノーやシャッド、クランクベイト、スピナーベイト、バイブレーションなどなどハードベイトを使った釣りが有効になります。
しかし、「戻り寒波などの気候の変動」や「週末の人為的なプレッシャー」など活性を下げる要因が加わると、ただ単に巻いているだけでは食わなくなったり、ビッグバスはルアーを追いかけてまで喰わない、など釣れにくい状態になってしまいます。
この場合、通常はライトリグということになりますが、春のサスペンドバスは非常にやっかいで、ワーム類でも非常にむずかしく、なかなか口を使ってくれません。結構苦戦されている方も多いのではないでしょうか?
でも実は、もっと簡単な方法があるのです。
それは・・・
サスペンド仕様のタイニープラグを使った釣り!
私の場合コンバットクランクミニMR、バンクシャッドをサスペンドチューン(上の写真の位置に鉛のシールを貼り付けるだけ)して使うことが多いのですが、明らかにワームで釣れにくいバスが反応してきます。
■ ポーズがキモ! 小バスからランカーまで釣れる
コンバットクランクミニMR、バンクシャッド共に通常はただ巻きで使用するルアーですが、春の冷え込みや週末のプレッシャー等のタフな場面では、少しゆっくり目のストップ&ゴーで引くのがコツです!
軽いジャーキング&トゥイッチングからのストップというメリハリのある動きと、ゆっくり目のストップ&ゴーを繰り返すのも効果的です。いずれにしても、タフになればなるほどポーズを長めに入れてみよう!!
小さいプラグなので当然小バスも釣れるんですが、それはそれで坊主回避にもなりますし、小バスに混ざってランカークラスもヒットして来ます。
エリアはウィードトップが1~3mの ウィードフラットが中心。浚渫やサンドバーなど地形の変化を狙う場合は、台地の上(浅い側)からブレークラインのショルダー部分に向けてトレースする。一 文字等のテトラも有効な場所。タフな時はテトラにぶつけるノッキングによるリアクションバイトを誘発させられます。
■ ベイトフィネス・タイニープラッギング トラブルを防ぐコツ
プラグをスピニングタックルで引くと糸癖が付きやすくトラブルの原因になります。しかしベイトタックルを使うことによってこの問題は解消され、スムーズなプラッキングが出来ます。
ロッドはヘラクレス・プロガイダンス下野流C68がおすすめ。
ラインは、バスザイル・マジックハードR 5~8lb。
そして、ラインを巻く量は少なめの30~50mぐらいでOK!
なぜなら、スプールの直径を小さくした方が、スプールが1回転した時のラインの出る量が減るのでバックラッシュしにくくなるからです。
そのとき「浅溝スプール」ではなく、あえて「深溝スプール」を使用して少ないライン量にすると、よりスプール径を小さくできるのでかなり効果的です!!
これから暖かくなり、釣り人が急激に増えることでプレッシャーが高まってタフになり、坊主で帰る破目になることもありえる状況です。しかし「怖れること無かれ!」 そういった時こそ、このベイトタックルによるタイニープラグの釣りの意味が出てくるわけです。みなさん試してみてください。
■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSC-68L/MH プロガイダンスC68下野流
ライン:バスザイル・マジックハードR 5~8lb
ルアー:コンバットクランクミニMR
ルアー:バンクシャッド
■関連記事
佐藤順一の琵琶湖ガイド
スケジュール確認、ご予約は「リブレバスクラブ」
http://www.rivre.co.jp/bass/bass.htm
釣果情報は「佐藤順一オフィシャルブログ」
http://www.j-sato.com/blog/
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