2024.11.08 (金)

笠井和紀 琵琶湖ウィード攻略の新兵器、超高比重ワーム・クローモーションの威力とは?

こんにちは。エバーグリーンフィールドスタッフの笠井和紀(カサイ カズノリ)です。

琵琶湖のウィード攻略に……ノーシンカーで使っても、コンパクトサイズながら抜群の飛距離、適度な水押しでアングラーが操作しているという感覚、フォールスピードが速く着底がわかりやすい、さらにボトムを切りにくい……と良いことずくめの超高比重ワームを紹介します。

琵琶湖南湖のメジャーポイントに入った時の出来事です。魚探には魚が映るのですが、叩かれ過ぎてなのか、何をキャストしても全く反応がありません……

そこで試しにクローモーション3インチのノーシンカー(バックスライドセッティング)をキャスト。

すると1投目からバイト。続いて2投目、またしてもバイト。さらに3投目にも、立て続けにバイト。

こんな状況のメジャーポイントでの3投連続バイトに、キャストしていた私自身が一番ビックリ。

元々はベイトタックルでカバーを撃つために開発されたクローモーションですが、私はスピニングタックルで使用します。

(当初はスピットファイア65L+を使っていましたが、このワームには少し柔らかい感じだったので、現在は1ランクパワーのあるブラックガーディアン65MLを使用)

超高比重設計のクローモーションにスピニングならではのライトラインを組むことで、バルキー&コンパクトならではの抜群の飛距離に加え、フォールスピードが速く、ノーシンカーでも着底がわかりやすく、かつボトムキープが容易です。最初は、シンカーが入っているのか……と錯覚するほどでした。

さらに、超高比重+ツメが万歳するようなアクションによって水を押し、程良い抵抗感があるのが良い感じ。ノーシンカーワーミングで起こりがちなノー感じにならず操作感度も抜群です。

この3連続した時のアクションは、ネコリグと同様ウィードパッチの上を細かくシェイクしながら引いてくるというもの。コンパクトなサイズ感はもちろん、ツメがパタパタと万歳する様なアクションとウィード上をモゾモゾと動くその様が、スレたバスに効いたのだと思います。

また、オフセットフックを使用するため、根掛かりやウィードを拾うことも少ない反面、適度なスタック感で外したい時に外せるすり抜け感のバランスも抜群です。

その他、琵琶湖定番のボトムでのノーシンカージャークやロッドをリフトするようなジャークでは、クローモーションはランダムにバックスライドフォール。このようなアクションでも釣果が出ています。

クローモーションの飛距離、フォールスピードの速さ、アクションのつけやすさは、水深のある琵琶湖北湖やリザーバー、オカッパリでぶっ飛ばしたい河川や野池まで、どのようはシチュエーションでも攻めていけるオールマイティさも兼ね備えています。

今回紹介した以外にも、使い方はまだまだあると思います。あなただけの使い方で、ぜひ良い釣りをしてください。

■タックルデータ(ノーシンカー用)
[ロッド]オライオン OCSS-65ML ブラックガーディアン
[ライン]PE0.6号 + バスザイル・マジックハードR7lb
[ルアー]クローモーション3インチ バックスライドセッティング
[フック]デコイ キロフック #3/0
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