■ シャローゲームがアツい！

実は、去年もこの時期にシャローカバー絡み、浮き芝マットの1ozパンチングで60cmをヒットさせているのですが、そいつもブリブリなバスでした。

そう！ この時期シャローカバー絡みは60up率が高いんです！

冬でもシャローでウロウロしている体力のあるデカイ個体が水温上昇に伴い徐々に口を使い出すタイミングが増えていくので、この時期のシャローゲームは単発ですが出たらデカイ！

「リーズ撃ち」や「マットパンチング」でビッグフィッシュゲームが楽しめるのでアツいんです。

特に去年の年末～1月、2月と雪がよく降ったので、その雪解け水が琵琶湖に入って今年は水位が高い状態です。

そのためシャローカバーにバスが入ってきやすくなるので暖かい天気の良い日などはチャンス大です☆

■ なぜリーズ撃ちにフットボールジグなのか？

今回の10lbオーバーはジグを使ったリーズ撃ちでヒットしましたが、リーズ撃ちで大切なのは少しでも変化のある場所は確実に撃っていくこと。

その変化で一つの目安となるのが水深です。周りよりも少しだけ水深が深い場所やアシの根がえぐれている場所などは一級スポットで、そのような場所に確実にジグを落としこむ必要があります。

そこで登場するのがリアクションフットボール！

みなさんがリーズをジグで撃つときは、ふつうアーキーヘッドジグを使うと思いますが、僕が使用したジグはフットボールジグ！！

なぜかと言いますと、フットボールジグはアーキーヘッドジグよりも垂直に落とすことができるからなんです！ だから、一級スポットによりタイトにボトムまで落とすことができます。

特に今の時期は魚が水深が周りより深い場所、リーズやアシの張り出しやへこみなどの少しの変化にタイトについています。

そのような一級スポットを狙い、かつボトムでステイさせて食わす場合は、わずか数センチでも離したくないんです！ そのためカーブフォールを抑え、垂直に落とせるフットボールジグがベスト。コレがフットボールジグを使う最大の理由です！

■ リアクションフットボール -OKオススメチューン紹介-

なかでも、リアクションフットボールはガードがついているので引っ掛かりも少ないし、アイの位置、角度、ヘッドの形状、特にヘッド前面のなで肩のような形状により、障害物から抜けやすいセッティングになっているので、カバーにもガンガン使えちゃうんです！

バイトは大抵落ちた瞬間か、ボトムについてから少しステイしている最中にあります。今回の10lbオーバーは、ジグがボトムに着底してすぐに喰ってきました！

トレーラーは現在僕が作らせて頂いているE.G.プロデザインワームのプロトタイプでした。 かなり良い感じになってきております！ 自分が考えているアクションが今以上に出るように煮詰めていきますのでお楽しみに☆

【 OKオススメ・カバー用チューン 】

① ガードを3段にカット。
ウィードレス性能を落としすぎずフッキング性能をアップしてくれます。

② スカートをフックから5mmほど残した状態までカット。
シルエットがコンパクトになって、着底時にすばやく広がりよりアピールしてくれます。

簡単にできるチューンなので、ぜひ試してみて下さい☆

【 スイムジグ用チューンについてはコチラ 】
↓↓↓
『スイミングジグの新たな可能性、リアクションフットボール』

■ リーズ撃ちに最適なタックルは

そして、リーズ撃ちで一級スポットにタイトに落とすために重要なもう1つのタックルはロッド。

今回使用したロッドはヘラクレス・ヘラクレス。6フィート9インチという長すぎず短すぎずのレングスで、狙いたいスポットに驚くほど簡単にキャストが決まります！ フッキングもバッチリ！ 60クラスの突っ込みにも余裕で負けないあのパワーはマジですごいです！

ラインはバスザイル・マジックハードR 16lb！操作性を考えカバーで耐えうる最小限細いラインです。

今回のようなピッチングでの接近戦においては、操作中は伸びないで魚を掛けてから伸びるというマジックハードRの特性でラインブレイクを極限まで防いでくれます。

Rの強さはリアルに、16lbで通常の20lbくらいの強さがあるんじゃないかな～と思うほど強いですね！

琵琶湖もシャローゲームが本格的に釣れてくるのはこれから！ 皆さんもシャローのビックフィッシュ、狙ってみて下さいね～～☆☆☆

■タックルデータ
ロッド：ヘラクレス HCSC-69H ヘラクレス
ライン：バスザイル・マジックハードR 16lb
ルアー：リアクションフットボール 1/2oz（#104 ブラウン・パープル）
トレーラー：E.G.プロデザインワーム（プロト）