2013.05.23 (木)

大西健太
琵琶湖、春の定番スイミングジグ・リアクションフットボール

みなさんこんにちは。エバーグリーンプロスタッフ、琵琶湖OKガイドサービスの大西健太です! 春バスに効果大なスイミングジグ。リアクションフットボールのスイミングは完全に春の琵琶湖定番になりましたね!

■ スイミングジグ、ウェイト使い分けの基準

最近やっと暖かくなってきたな~と感じる今日この頃。というのも今年は例年よりも寒く感じる期間が長く、ゴールデンウィーク中にも防寒着を着用するくらいでしたからね。その影響もあって、今年の琵琶湖は少し違います。

何が一番違うかというと、気温が低く例年と比べてウィードがメチャ少ない。去年もこの時期はかなり少なかったのですが、今年はそれ以上!

毎年春先から、プリバスがつくであろう沖の残りグラスエリアや新芽が生えてくるポイントなどをまわって釣っていくのですが、ウィードの少ない今年は、そういったコンタクトポイントがいつもよりも狭い範囲に限定されてしまいました。

でも、きっちり狙っていけば、ご覧のとおり結果は出ます!

OKガイドゲストの野々口さん(写真左)、森本さん(写真中)、山口さん(写真右)。リアクションフットボールで50upをキャッチ!
そんなエリアをスイミングジグで狙っていく際のメインは、リアクションフットボールの3/8ozと1/2oz!
ウェイト使い分けの基準はスピード。スローに巻きたい時は3/8oz、ある程度速く巻きたい時は1/2ozという感じです。

例えば、水温が低い時期はバスの動きも遅いため3/8ozを、水温が上がってくると逆にある程度スピードを上げる方が反応が良くなるので1/2ozという使い分けをしています。

その他、狙うレンジやウィードの量による使い分けも必要になるので、それらの要素を総合的に考えてウェイトを選択します。
OKガイドゲストの英治さん(写真左)、杉山さん夫妻(写真中右)もリアクションフットボールで50upをキャッチ!

釣り方はこのエバーグリーンホームページでも何回か紹介させて頂いているので、詳しくはこちら『リアクションフットボール・スイミングで10lbオーバー!!』をご覧ください!


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■ 浮き上がりを抑え、少ないウィードにコンタクトさせるために

ただ、先ほども言ったように今年はウィードがほとんど生えていないので、ボトムトレースをいつもよりも慎重に、できる限り浮いてこないように巻いてくることが大事です!

そのためにはチューンも一工夫。ガードを全抜きして、あえて引っ掛かるようにします! リトリーブ中に少ないウィードに当たった時に分かりやすくするためです。

また、スカートの長さは変えずに中側をすいて量を減らします。これだけで抵抗が減って浮き上がりにくくなるのでボトムをトレースしやすくなります。

そのうえ、スカートがなびきやすくなって動きがかなり良くなるオススメお手軽チューンです☆

左:チューン前
右:チューン後
ロッドはヘラクレス・EGスイミングがベスト!


絶妙な入り具合のティップによって、少ないウィードに当たった時の感覚が分かりやすいですよ。今後ウィードが伸びてきても、巻きながらウィードを切ってこれるので巻きのリズムがつかみやすいですしね♪

ラインはバスザイル・マジックハードR14lb、もしくは16lbを使っています!


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■ 春以外のシーズンでもスイミングジグが効く条件

てか、春バスに効果大って、もう時期的にスイミングジグ終わってるんじゃないの??と思うかもしれませんが、今年は状況的にまだまだハマる要素たっぷりなのです!

というのも、ウィードが少ない年は1年を通じて巻き物が通用しているんです。ウィードが少なかった去年も夏の間、巻き物がずっと釣れていましたよね。ただ、水が濁っていたのでクランキングでしたが。

でも今現在、水質がクリアなことが多いのでクランキングではちょっと強すぎるって感じなんですが・・・

ウィードの状態から見ると、今年はこれからまだまだスイミングジグがハマる予感が・・・

でも、そんな時にこそスイミングジグがハマるので、春だけにとらわれずこれからの時期も、やる価値ありです!

水質がクリア+ベイト反応ありって時に投げてみてください☆OK☆


■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSC-72MH EGスイミング
ライン:バスザイル・マジックハードR 14lb、16lb
ルアー:リアクションフットボール 3/8oz、1/2oz+シャッドテールワーム


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