2011.09.09 (金)

大西健太、ウエイト別テキサスリグの使い分け

みなさんこんにちは!エバーグリーンプロスタッフ、琵琶湖OKガイドサービスの大西健太です!

今年は例年よりもウィードが少ない琵琶湖。そのせいで、バスが1か所に集まるのではなく広範囲に散っていることが多く、7月~現在にいたるまで、いわばフラットウィードの回遊狙いの釣りが釣れ続いています!

■ 回遊バスにはライトテキサス

回 遊バスは広範囲を動きまわるので、ワームがウィードの中に入りすぎるとバスがルアーを見つけにくくなってしまいます。そこでライトテキサス! 3.5~7gくらいのウエイトをウィードの濃さに応じて使い分けます。使い方はズル引きしてウィードに引っ掛けて外すのですが、その際できるだけ「ウィー ドを動かさない」ように軽い力で「フワっ」と外すこと!

なので基本、ウィードが薄めのエリアでは7gなど少し重め、ウィードが濃くなるほど3.5gなど軽めのシンカーを使用してウィードの引っ掛かり具合を調整します。

ウィードが濃いエリアでは、シンカーのウエイトが重いと引っ掛かりすぎてウィードを動かしすぎてしまうのでダメ。また、ウィードが薄いエリアでは、ウエイトが軽すぎるとウィードに全く引っ掛からなくなってしまい、「引っ掛けて外す」という喰わせの動作ができません。


正直、このウィードを動かさず「フワッ」と外す外し方ができるかできないかで、バイト数が大きく変わってくるほど本当に大事なことなので、ウィードの濃さに応じてベストなウエイトを見つけることがキーポイント!

さらに、「フワッ」と外すのにシンカーウエイト以外に重要なのがロッド選び! 当然ウィードをきれいに外すためには、ロッドにある程度の張りがないといけませんが、強すぎてもワームが動きすぎたり、せっかくのバイトを弾いてしまったりしてしまいます。
そこでこのライトテキサスの釣りで非常に使いやすいベストなロッドと言えるのが、ヘラクレス・ブルーマイスター。このロッドは僕の中ではテキサススペシャルで、3.5~7gのウエイトを使用した時にウィードを動かさず「フワッ」と外すことができますよ!
ラインは操作性と強度面から考えて、バスザイル・マジックハードR 14lbを使用しています!

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■ エビモ、ササバモには10~14g+ストレートワーム

エビモやササバモといった縦に生えるウィードも釣れています! これらは流れの当たる縦ストラクチャーと言った感じで、その隙間にリグを落として釣っていきます。シンカーウエイトは10~14g。縦のウィードに沿って真っ直ぐに落としてあげることが大切です。なので、フォールの際はラインテンションを張り過ぎないように、ゆるんでいる状態でフォールさせてください。
ウィードの中にスルスルっと落としていくためワームはストレート系を使うことが多く、E.G.プロデザインワームのボウワームでデカバスが良く反応してます!
ボウワームはフォール中はもちろん、着底してからワームが倒れこむ時にもバイトが集中することが多いのでフォール~着底してもすぐに動かすのではなく、ちょっとまステイを入れてあげると良いです!
ロッドはヘラクレス・ヘラクレス7を使用しています。ウィードの中で掛けているので、フッキングが決まったらロッドを立ててリールもゴリ巻き!w すばやくバスをウィードから引き離さないといけないので、Hクラスのパワーが絶対必要です。かといって、ティップ部分はガチガチではないので操作性も喰い込みも良いですよ!
ラインはバスザイル・マジックハードR 16lbを使用しています。ウィードが濃い時は20lbでも良いですが、マジックハードRの強さなら操作性を重視して16lbで全然問題なしです!

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■ カナダモドームでヘビーシンカーを使うもう1つの理由

最後はカナダモなどの濃いドーム状のウィードエリアを撃ち抜くヘビーテキサス!例年の今の時期ならカナダモドームが何か所もあってこの釣りがメインになるのですが、今年はカナダモの成長が遅く、ドーム状になっているエリアが少ないので、他の釣りをしながらでも見つけたら撃つ!みたいな感じで考えてます!w
カナダモは太陽光の当たる表面は成長して濃くなってくるのですが、光が当たらない中はスカスカで空洞(ドーム)になっています。この中にワームを入れるには1oz以上の重さがないと撃ち抜けません。
そこでE.G.タングステンシンカー1ozを使ったヘビーテキサス!でも、今年のドームの少なさと、年々このドーム撃ちの釣りをされる方が増えていることで、バスもプッシャーを感じでいるのか、中に入って一発で食ってくることが少なくなりました。そこで、ドームの中で2~3回リフト&フォールさせて誘って喰わせる必要があります。このリフト&フォールの操作がしやすいというのも、重たいシンカーを使う理由です。

仮に軽いシンカーで中に入ったとしても、ドームの中の感覚がわかりづらく、うまいこと誘いの操作ができません。ドームの中で誘いを入れることが大事な最近のドーム撃ちでは、よけいに1oz以上の重いシンカーならではの感度が必要となります!
僕が今デザインしているEGプロトワームは、そういった「誘い」の部分を重要視して作っています! 公開はまだ先になりますが、既にロクマルは3本、50upも多数上がっていますので期待してお待ち下さい☆OK☆
発売間近?のキッカーバグのヘビーテキサスも釣れています! 大きな手がリフト&フォール時に倒れるのと、中に入りやすいボディー形状も良いですね! 発売をお楽しみに♪♪
ロッドは、長さ、パワー共に兼ね備えたヘラクレス・アクテオン。ラインはバスザイル・PEフリップ&フロッグの65lb。OK流☆パワーフィッシングのド定番タックルです!!
以上、テキサスリグ・ウエイト別の攻め方でした! まだまだ釣れるので試してみて下さい☆OK☆
■タックルデータ
【3.5~7gテキサス用】
ロッド:ヘラクレス HCSC-67MH ブルーマイスター
ライン:バスザイル・マジックハードR 14lb
ルアー:カーリーテール系ワーム【10~14gテキサス用】
ロッド:ヘラクレス HCSC-70H ヘラクレス7
ライン:バスザイル・マジックハードR 16lb
ルアー:ボウワーム(プロト)【1ozテキサス用】
ロッド:ヘラクレス HCSC-74X アクテオン
ライン:バスザイル・PEフリップ&フロッグ 65lb
ルアー:OKデザインプロトワーム、キッカーバグ (プロト)
シンカー:E.G.タングステンシンカー 1oz

大西健太の琵琶湖ガイド「OKガイドサービス」
スケジュール確認、ご予約はオフィシャルウェブサイト
http://ok-kenta.com/
釣果情報は「OK Life☆Fishing Diary」
http://ameblo.jp/kenta-bass1091/


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