2012.06.15 (金)

E.G.プロデザインワームが大活躍!
沖田護 TBC2012 第2戦 優勝報告

皆様、お久しぶりです。沖田護です。

5月27日に利根川で行われたTBCトーナメント第2戦で優勝できましたので、その報告と詳細をレポートします。

試合前の利根川本流の状況ですが、ゴールデンウィークの大雨&大増水から度々起こるゲリラ豪雨による濁りと流れ、そして増減水により、かなり釣りづらい状況が続いていました。

そこで、トーナメント当日の戦略として、増水&流れから避難できる閉鎖的な水路や、本流に面している逆ワンドの岸際でリミットを揃えたのち、本流の避難場所であるマウス部分のシャローカバーで入れ替えようと考えていました。

そんな中、試合の数日前に菊元さんのBIG BITEロケの取材艇を引き受けました。

試合前の大事な期間でしたが、この厳しい利根川を菊元さんはどう釣るのか?と、見てみたく引き受けたのですが、衝撃的でしたね~ 増水&流れから避難できる閉鎖的なエリア1か所が大爆発!

ロケ中なので、僕自身はロッドを振れなかったのですが、そのエリアの高いポテンシャルを確認。

ロケ後に菊元さんに「このエリアを試合で使ってもいいですか?」の質問に、快く「ええよ! 絶対に勝てるやろ!」と背中を押してもらいました。ちなみにこのスポットは菊元牧場と命名していました(笑)


ページトップ

■ キッカーバグ&ボウワームのローテーションでバイト連発!

スタート後、菊元牧場に直行! C.C.ラウンド 3/8oz & キッカーバグ3.5インチでひたすら撃つもののノーカンジ。

菊元さんはボコボコと釣っていたのに・・・と、凹んでいましたが、目線を変えてキッカーバグ 3.5インチの5gテキサス(ペグ止め無し)で、着底後完全にフリー状態にすることでバイトが出だしました。もしバイトが無ければ、ほんの少しのリフト&カーブフォールで誘います。

キッカーバグのライトテキサスは、シンカーフリーにすることで脚の部分の微波動とテール部の揺らめく水押し感を最大限に引き出すことができますよ。

その後もボウワーム 6インチの5gヘビダンとのローテーションで次から次へとバイトが!

ロッドは僕がヘビダン用に開発を任されているヘラクレス・メタルウィップ。コンセプトは細めの8lbラインを使用してもブレイクせずに確実に掛けた魚をキャッチできること。

そのため、昨今ファーストテーパーのロッドが多い中、この竿はスローテーパー。とても粘りのある竿に仕上がりました。もちろん、感度もバッチリです。キャストも凄く楽なので、使い易いですよ♪

1年以上テストを繰り返してきましたが、先日のBIG BITEロケで菊元さんに使ってもらい、OKを貰えたので発売を楽しみにしていてくださいね。

間違いなく、ヘビダン好きの皆さんの右腕になりうるロッドだと確信しています! あっ、もちろんライトテキサスにも機能を発揮しますよ。

話しがそれましたね(笑)

その後1時間でリミットメイク! いろんなリグを投入しましたが、結局はキッカーバグ3.5インチの5gテキサス(ペグ止め無し)とボウワーム 6インチ 5gダウンショットとのローテーションで、終わってみれば5,270gで優勝! とは言え、自分の力だけでは勝てなかったので日々精進あるのみです。

それにしても、本流が釣れていないことを考えれば驚異的な釣れ具合でしたね~(^_^)


ページトップ

■ ボウワーム6インチ ストレートなのに圧倒的な水押し

ボウワーム 6インチのダウンショットについてですが、使い続けているうちにストレートワームは数あれど、違いが見えてきました。それは、ストレートなのに圧倒的な水押し量!

関東のマッディーレイクではこの水押しが釣果をわけます。水を押す事でルアーの存在をバスに気付かせる。もしくは探させることができるのです。なのでアンバランスに感じますが、ボウワーム 6インチのダウンショットというのはアリなんですね。

テストでは色々なストレートワームを試しましたが、ボウワーム 6インチに軍配が上がり、信頼して試合にも投入できました。こちらも発売を楽しみにしていてくださいね。

今回はこのような形で優勝できましたが、応援してくれる皆様と仲間達に感謝いたします。ありがとうございました。
■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSC-65ML+PLUS メタルウィップ
ライン:フロロカーボン8lb
ルアー:キッカーバグ 3.5インチ 5gテキサスリグ
ルアー:ボウワーム 6インチ 5gダウンショットリグ

■関連サイト:TonegawaBassClub


ページトップ

関連記事