2016.02.12 (金)

小山雅史 真冬のリザーバー攻略 
フットボールジグ×ソリッドティップで3回連続50オーバー!

こんにちは。エバーグリーンプロスタッフの小山雅史です。

1月は4回の旭川ダム釣行で50オーバーを3本。またしても最強の組み合わせファクト67MHSTフットボールジグ・シリコンラバーモデルで獲りました。暖冬から一転の極寒となった1月を振り返ります。

今年の初釣行は1月4日でしたが年末からの減水で竹レイダウンに絡む浮きゴミが無く、あえなく撃沈。ただ、竹レイダウンに水面から30cm程の位置にバスが浮いているのは確認できたので次回のヒントとなりました。

2回目の釣行では40cm増水。そのため中流域に竹レイダウン+浮きゴミができていました。しかし水質がクリアーアップしており、いつもはカバーから5m程離してボートポジションを取るところ、今回は10m程離れてアプローチ。フットボールジグ・シリコンラバーモデル3/8ozに喰ってきたは、今年の1発目、52cmの2キロアップ。

3回目の釣行では、さらに10cmの増水。数日前からの寒波で前回の水温6~8℃から5~7℃へ低下。まずは前回、竹レイダウン+浮きゴミができていた中流域からチェック。竹レイダウンに絡む浮きゴミはありますが、変わらずのクリアーな水質。前回同様、距離をとってアプローチしていくものの、水温低下の影響もあってかバイトはありません。

近くに寄ってバスの姿を探しましたが見当たらず、中流域をあきらめ下流域へと移動。中流域の5℃という水温に比べ下流域は7℃と高め。下流域には竹レイダウンは無いので、台風で倒れこんだ木+浮きゴミを狙うことに。ここでも距離をとり10m程離れフットボールジグ・シリコンラバーモデル3/8ozでアプローチ。ここで狙いが的中、喰ってきたのは54cmのビッグバス。

4回目は大寒波大雪の中での釣行。スロープも20cmの積雪。70cmの減水で水温も4~6℃まで低下。そこで、少しでも水温の高い所を探し下流域へ。

しかし、減水により浮きゴミが絡む場所がありません。あるのは倒れ込んだ木のみでしたが、陽当たりのいい場所を探し、距離を取ってアプローチ。そしてまたしても、フットボールジグ・シリコンラバーモデル3/8ozで51cmの極太をキャッチ。

この1月の釣行でビッグバスを獲ったのはすべて細い竹や木絡みでした。細いほうが太陽の光が当たりやすく水温は上がりやすいと思うので、冬の時期は細いヤツ狙いがキーです。

釣り方は、浮きゴミにジグを入れてラインの張りでゴミを切り、浮きゴミがなければ岸際にジグを入れてカーブフォールさせてからロッドワークでスイミングさせるというもの。そして、竹、木、浮きゴミから2~3m離れた位置で喰わせます。

バスは浮きゴミにサスペンドしているのですが、ジグを岸際へ投げてから沖に向かって泳がせて、バスから逃げるような感じでアプローチしています。上から落ちてくる物には反応しないので横方向の動きで気づかせて、さらに浮きゴミの下で喰わないので追わせて喰わせています。

この釣り方で大事なのは、まずジグをゴミに絡ませないこと。そして大きく動かさないこと。バイトの出方は重くなるだけなので、しっかり喰い込ませること。

ファクト67MHSTのソリッドティップの入り込みが、ルアーを動かしすぎず、吸い込ませて乗せてくれます。このロッドを使うことで、今まで自分の中に無かった釣り方を可能にしてくれています。

ラインはバスザイル・マジックハードRの12lbを選択。竹、木、浮きゴミに擦られることや釣れるバスがデカイことから本来は14lbを使いたいところですが、太くするとゴミに絡みやすくなってしまいます。マジックハードRの根ズレに対する強度なら12lbで問題なく使えます。

そして、スイミング姿勢、フックサイズ、掛かりとバランスのいいフットボールジグ・シリコンラバーモデル

このロッド、ライン、ジグの完璧なバランスがあってこそ成立する釣り、冬の厳しい時期にも結果をだせるこの釣り、ぜひ試してみてください。

■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス ファクト HFAC-67MHST
ライン:バスザイル・マジックハード R12lb
ルアー:フットボールジグ・シリコンラバー 3/8oz + クロー系ワーム


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