ジャックハンマーSB

ジャックハンマーSB

清水盛三&ブレットハイト共同開発。
ハイプレッシャー下で釣り勝てる進化系ジャックハンマー「クリアブレードモデル」。

2017年の登場以来、本場アメリカのトップトーナメントで幾度にもわたりウイニングベイトに輝き一大ムーブメントを巻き起こし、世界最強のブレーデッドジグの名をほしいままに今なお快進撃を続けるジャックハンマー。
その釣り勝てるというコンセプト&考え抜かれた基本性能を継承しながらも、晴天無風、クリアウォーター、ハイプレッシャー等のタフな状況にベクトルを合わせたジャックハンマーSB(ステルスブレード)が、ついに日本上陸を果たす。
ブレーデッドジグの死角を埋めるべく誕生したジャックハンマー「クリアブレードモデル」により、ブレーデッドジグの世界がさらなる進化を遂げる……
■「クリアブレード=目立ちにくい」だけではない。その本当の狙いとは……?
【シルエット】
ブレード
フラッシングを抑えたクリアブレードを搭載。ラインとの接続部には小型で目立ちにくいオーバルスプリットリングを採用。
スカート
ボリューム感を抑えるため、より細いラバースカートを採用し、かつ少ない本数でタイイング。
フック
ワンランクライトなタックル(ロッド、ライン)を使用してもバスの顎を貫ける、ワンサイズ細い線径で滑りの良いフッ素コートを施したフックを専用設計。
【アクション】
比重の小さいポリカーボネイト製ブレードが生み出す、より細かく、より速く振動する超ハイピッチ・タイトバイブレーション。
このようにローインパクトに徹することで、できるだけナチュラルに見せる。タフ攻略においてはごく一般的な考え方だろう。
さらに、イメージ通りのラインを通せるよう真っ直ぐ泳ぐことは、オリジナルと同様の基本コンセプト。そして、リールのハンドルを急激に2~3回転速く巻く動作で、一瞬抜けるようにダートしすぐに復帰するアクションも健在。
しかも、軽いポリカーボネイト製ブレードは、リトリーブスピード変化に対するレスポンスがより高く、より軽い力でダートが発生するため、過剰なアクション変化を抑制。わざとらしさを感じさせないダートアクションも、タフな魚に口を使わせる1つの要素と言えるだろう。
これらの要素に加え、タフ攻略のために重要な要素がもう1つある。それは、ジャックハンマーSBがただのローインパクトなベイトではなく、ジャックハンマーの血統であることを証明するもの。その極み付きともいえる要素が……ずばり「音」である。
■ 小魚が発するサウンドに着目することで見えるタフ攻略の要素
「ローインパクトを目指すならサイレントの方が良いのでは?」という疑問はあって当然。ブレードとヘッドをつなぐアイの形状を見て「ブレードとヘッドを離して音が出ないようにセッティングしているんだ」と思われる方もいるだろう。
しかし、実のところジャックハンマーSBは音を発している。それは、軽くて硬いポリカーボネイト製ブレードがヘッドに高速で当たることで生み出される唯一無二の音質。そのサウンドが、タフ攻略とどのように関係しているのか……
アメリカのバスプロの間では、魚探やGPSと並ぶ一般的な電子機器にハイドロウェーブがある。この機器は、エレクトリックモーター等に括りつけたスピーカーから水中に音を放出するものだが、その音は、実際に水中で小魚の音を録音したものとされている。つまりはベイトフィッシュも音を発している、と言うことである。
バスやベイトの活性を上げて釣りやすい状況をつくる目的で使用されるこの機器と同様に、ジャックハンマーSBが発するサウンドを、アングラーの想像(創造)力をフルに活用してベイトフィッシュが発するサウンドに仕立て上げることができれば、それはタフ攻略のための大きな要素となることは言うまでもない。
ただし、これはあくまでアングラー目線でルアーにコンフィデンスを持つための1つの材料として提示するものだが……理由はどうあれ、アメリカのトーナメントを含む実戦テストでの釣れっぷりは凄まじいものがあった。
[ジャックハンマーSB サウンド]
特に驚かされたのは、そのバイトの深さ。何の疑いもなくジャックハンマーSBを吸い込んでいる様は、このルアーは明らかに何か違う……と感じさせるに十分なものだった。
ジャックハンマーSBが音を発しているという事実。その特徴的な音質、そしてタフな状況で叩き出してきた数々の結果。シルエット、アクションに加え、サウンドという要素にも着目することで見えてくる世界。「クリアブレード→目立ちにくい→ローインパクト」という単純な図式に収まりきらない現実がここにある。
■ ジャックハンマーSBが持つタフ攻略の3要素 ── ①シルエット ②アクション ③サウンド
そんなジャックハンマーSBを使う際、アングラーが思い描く理想的なシナリオに以下のようなものがある。
例えば、リザーバーのオープンウォーターで……
遠くからベイトフィッシュのような音が聞こえ近づいてくるが姿は見えず、バスがそわそわし出す。
(サウンド)
    
自然な見た目で細かく震えながら逃げ去っていく物体が見え、興味を持って追いかけていく。
(シルエット)
    
突然の瞬間的に横にふらつくような動きに、逃がすものかと口を使ってしまう。
(アクション)
あくまでイメージであるが、このような喰わせ方を物に当てずに実践できるムービングベイトがジャックハンマーSBなのである。
また、例えば琵琶湖……
視界が遮られるウィードエリアでは音はさらに重要な要素になるが、晴天無風時や人が多いエリアで強すぎる人工的なサウンドはバスに嫌われてしまう。
そこでジャックハンマーSB。自然な音でプレッシャーをかけずに気づかせながらも、ルアーをウィードに引っ掛け突然音と存在を消してやる。バスが音の主を気になり始めたところでハングオフ。すると、たまらず反射的にバイト。
これも音の有無にかかわらずよく使われるテクニックであるが、ベイトフィッシュライクなサウンドが付加されることで得られる効果は大きい。
サウンドによるアピール力を持ちながら、ある意味サイレントモデルのルアー以上にローインパクト。シルエット、アクション、サウンドの3要素でベイトフィッシュを演じるブレーデッドジグ、ジャックハンマーSB。ハイプレッシャー下で釣り勝つために。今ここにブレーデッドジグの新たな扉が開かれた。

■3/8oz
自重 3/8oz
価格 1,150円(税別)
■1/2oz
自重 1/2oz
価格 1,150円(税別)

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特徴

  • ■ 軽量高強度ポリカーボネート・クリアブレード
    中心部の厚みは2.0mmと十分な強度を確保しながらも、エッジ部はオリジナルジャックハンマーのステンレス製ブレードより薄い0.3mmに設計。立ち上がりの速さ及びタイトなハイピッチ振動に貢献。
  • ステンレスプレート
    ヘッドとスプリットリングの接続部にステンレスプレートを採用。万一のブレード破損にもヘッドの脱落を防止。
  • ステンレス特注オーバルリング
    スナップと比べてステルス効果が高い楕円形スプリットリングを採用。片側はダブルワイヤーでラインを結びやすく、反対側はシングルワイヤーでブレード(ステンレスプレート)との接触面積を減らしアクションのキレを増幅。
  • ■ ワイヤーアイ
    ブレードとヘッドの間隔を広めにとり、アクションバランスを調整。安定した直進性と一瞬のふらつきを両立させるベストな設定。
  • ■ 低重心扁平ヘッド
    ・幅広なヘッド前面にブレードが干渉してぶつかり合い低音サウンドを発生。
    ・低重心=アクション安定感が増すと同時にダート後の立ち直りが早い。
    ・扁平底面=スキッピングさせやすい。
    ・エラの彫の深さにもこだわり、スキッピング時やフォール時に抵抗とならないよう浅めに設計。
  • ・ヘッド前方に装備された溝がワイヤーの開きによるブレードの脱落を防止。
  • ・ヘッド下面にoz.表示入り。
  • ■ デコイ製・専用設計フック(フッ素コート仕様)
    オリジナルジャックハンマーとほぼ同じギャップ幅を確保したまま、ややサイズダウン&細めの線径で専用設計。滑りが良く刺さり抜群のシルキーコーティングと相まって、タフコンディション対応の柔らかめのロッドや細めのラインでの使用が可能。
    長めのスロート形状は、フッキングパワーをロスせず伝え、掛けた後も魚をしっかりホールドしてバラシを抑制。
  • ■ ダブルワイヤーキーパー
    トレーラーの保持力が高いワイヤーキーパーを上下に配置することで、さらに保持力がアップ。シングルワイヤーと比べてヒネリ方向にも強く、大型トレーラーやウィードカット時等のトレーラーのズレを大幅に軽減。ズレを気にせずストレスなく使用でき、バイトチャンスを逃さない。
  • ■ ハンドタイ・シリコンラバースカート
    オリジナルジャックハンマーと比べて、やや細めのファインシリコンラバーを少ない本数でタイイング。シルエットが小さくなるだけでなく、空気抵抗が減ることでロングキャストしやすく、水の抵抗が減って過度な浮き上がりを抑えるためレンジキープがイージーに。

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関連動画

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カラーチャート

= グロー(蓄光カラー)  
※画像はカラーイメージです。サイズ・仕様は異なる場合があります。


製品パッケージ




プロスタッフコメント

■ 清水盛三
ことの発端は3~4年前。僕がまだアメリカの試合に出ていたころ、ブレットから「みんながジャックハンマーを手に入れて使い出した状況でも釣れる、フィネスタイプのブレーデッドジグをつくりたい」と相談を受け開発がスタート。オリジナルジャックハンマーの開発が一段落して間もない頃に、もう次の展開を考えていた。
その後、バスマスターエリートを引退してからは、ブレットがアメリカで、僕は日本のタフなフィールドでテストを進めていった。その結果、世界で戦えるルアーに仕上がったと自負している。
アクションはタイトだけど、手元に伝わるコンコンコンという小気味よいノッキングは、今までの経験から導き出した釣れる振動で、自分が一番こだわったところ。見た目からも、クリアウォーターやドピーカン、アングラーが多いような状況が使いどころ……というのは明確かと。
でも、ジャックハンマーSBは霞ヶ浦水系や、日本でマディと言われるその他のフィールドでも出しどころはある。アメリカにはブラックブルーじゃないと釣れない本当にマディなフィールドがあるけど、カスミではそれ以外のカラー、例えばシラウオ系カラーでも良く釣れているからね。
もちろんオリジナルジャックハンマーに取って代わるものじゃなく、クランクとシャッド、コロラドとウィローのように振動の差で使い分ける感じで、どちらも必要なもの。オリジナルが寄せて喰わせるイメージだとすると、SBはそこにいるヤツを喰わせるイメージとも言える。この2つのジャックハンマーをローテーションすることで、獲りこぼしを拾えるようになった。あとは「信じて投げ続けるのみ!」です。
■ ブレット ハイト
ジャックハンマーは例えるなら、以下3つのルアーの集合体とも言える。リップレスクランクのようなバイブレーション&サウンド、スクエアビルクランクのようなハンティングモーション、そしてスイムベイトのようなシルエット。なので、釣れないわけがない。そんな中でも、ジャックハンマーSBはブレードの存在を消して、よりタイトなバイブレーションなので、タフな状況やプレッシャーが高い釣り場に強いのは当然。
実はスモールマウスにも強い。スモールマウスバスはラージマウスバスに比べてルアーの選り好みが激しくて、フィネスな展開を強いられることが多いのは広く認知されているけど、パワーフィッシングに長けたアングラーがジャックハンマーSBを使えば、スモールマウスのスクールにスイッチを入れて凄まじい結果を叩き出せるはずだよ。
ブレットハイトのブレーデッドジグ・ローテーション戦略
2021年5月21~26日にかけてフロリダ州ハリスチェーンで開催されたMLFバスプロツアー第3戦で、ブレットハイトがDay1&2のトータルウエイト100ポンドオーバーという驚異的なウエイトを叩き出し、予選ラウンドを首位で通過(最終結果は8位)。
キーとなったウィードエリアにステイし次々とバスをキャッチしていく中、釣り続けることで上昇していくプレッシャーに対応するため、「ジャックハンマー(強波動)→ジャックハンマーSB(中波動)→スイムジグ・グラスリッパー(弱波動)」というルアーローテーションを敢行。ジャックハンマーで獲り切れなかった魚をジャックハンマーSBでキャッチしてスコアアップを実現した。



本場アメリカでアワード獲得

日本に先駆けリリースされたアメリカでは、2020年夏のICAST、さらには2021年冬のBig Rock Sports Outdoor Expoという2つのビッグイベントにて、フレッシュウォータールアー部門・最優秀賞を獲得し、すでにアングラーの期待値は最高潮に。そして迎えた2021年シーズン、世界は数々のドラマを目撃することに……
▶アメリカでの発売予告動画(Z-Man Fishing TVより)



その他のジャックハンマーシリーズ

ジャックハンマーTG
JB・NBCトーナメントで使用可能な樹脂タングステンヘッドモデル



▶2つのジャックハンマー【アクション & サウンド比較】
ジャックハンマー(オリジナル)とジャックハンマーSB(ステルスブレード)の水中アクション動画。2つを同時に泳がせてそれぞれの特徴を比較。釣果アップのための使い分けのヒントが満載です。



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※製品の画像は、お使いのモニターにより実際の色調とは異なる場合があります。
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