小沼正弥 × ハープーン103

軽い力のスイングでカッ飛ぶ！
一日中飛距離を出し続けられるロング＆ヘビーロッド・ハープーン。

大場所攻略特化モデル・ハープーンを開発する上で最もこだわったのが「遠投性」。ただし、釣りウマが本気でキャストした時に120％の飛距離が出せるロッドではなく、誰もが軽い力でキャストするだけで100％の飛距離が出せるロッドを目指しました。試作とテストを繰り返して、軽い力のスイングで一番カッ飛んだ「曲がるのに高反発なブランクス設計」を採用しているので、とにかくラクにロングキャストすることができます。

回遊狙いがメイン戦略となる大場所攻略では、この「ラクにロングキャストできる」という性能が非常に重要。ターゲットの回遊コースにルアーを通すために飛距離が重要なのはもちろんなんですが、疲れで段々飛距離が落ちてきたり、キャストの手が止まってしまったりして、いざという時ルアーが回遊コースに通せてなくてチャンスを逃す……といったケースはあるあるなので、ラクだから一日中でも飛距離を出し続けることができるハープーンは確実に武器になります。

それと、もう一つかなりこだわったのが「ティップのしなやかさ」。遠投性を求めたロング＆ヘビーロッドといえばティップが硬いものが多いんですが、ハープーンのティップには絶妙なしなやかさを持たせています。これによって、流れの変化に合わせてティップのしなりが変化するので、ただ巻きでルアーの泳ぎが時折チドるんです。このチドリがより多くのバイトを引き出してくれるということと、あと、特に渋い時はバイトのノリが断然良いので、単に遠投性に優れているだけじゃなくて、「バイト数」と「フックアップ率」の向上にも貢献してくれるように仕上げています。

そんなハープーンと最高に相性が良いルアーが、20～40gの「鉄板バイブレーション」と「重心移動システム搭載シンキングミノー」です。どちらもタダでさえ飛距離が出るルアーなので、ハープーンでキャストすればさらに飛距離が伸びて強みが活かせるということと、どちらも巻くとブルブル抵抗があるルアーなので、ティップのしなやかさによるチドリもしっかり出ます。ルアーの持つ性能を最大限引き出すことができるので、組み合わせれば効果テキメンです。

あとは、スペックを見ていただけるとわかる通り、ルアーが12～65g、ラインがPE0.8～2.5号まで対応と、1本でかなり幅広い用途に使えます。大場所でのシーバス狙いはもちろん、それにプラスしてヒラメ・マゴチなどのフラットフィッシュ狙いにもぜひおすすめなのと、オープンウォーターであればワラサ・ブリサイズの青物狙いにも十分対応できるので、ぜひ、ハープーンで大場所の様々なターゲットを完全攻略していただけたらと思います！