2017.10.25 (水)

星野和正 JB霞ヶ浦 第4戦 優勝 信頼のビビッドテールで!

こんにちは。エバーグリーンプロスタッフの星野和正です。

2017年9月3日(日)、茨城県霞ヶ浦で開催されたJB霞ヶ浦シリーズ第4戦で、優勝することが出来ました。練習から当日の様子と、タックルについて紹介いたします。

プラクティス

今回は前の週に3日間のプラクティスを行いました。このところ、減水傾向が続いていた霞ヶ浦。また、水温が安定せず、この週はその前の週より4℃程上昇しました。

例年と比較して難しい状況。水深のあるところを攻めたり、ライトリグを投入したりと、最近はあまりやらなかった釣り方も取り入れながら練習を行いました。


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トーナメント当日

JB霞ヶ浦シリーズ第4戦、当日。JB霞ヶ浦シリーズは154名登録と、JBプロトーナメントで最も参加人数が多いカテゴリーです。今回は最終戦ということもあり、会場にはいつも以上の緊張感が漂います。

前日に行われ私も出場したJBⅡ霞ヶ浦シリーズは、台風の影響によりエリア制限に。普段ならこれも実質プラクティスになったりもしますが、今回はあまり参考になりません。

JBⅡで見られなかったエリアも気になりましたが、スタートは140番とほぼ最終です。水温は先週より約5℃低下、水位も下がっていることを重視して、まずは水深があって手堅いと思われるポイントから始めることとします。

ファーストポイントは、北利根エリアのブレイクに絡むインビジブルストラクチャー。前日のJBⅡでも釣っている場所です。

既に先行者が流した後、さらに日も高くなっていることから、ビビッドテールのドロップショットで丁寧に攻めると、すぐに1,200gのナイスサイズをキャッチ出来ました。

バイトが続かないため、本湖の波消ブロックへ移動。ここは水深1.5m以上とやや深く、夏前頃から安定してバスがいたポイントです。すぐにビビッドテールのドロップショットで750gをキャッチ。風向き、ベイトの状態も良く感じたため、しばらく粘ることにします。

夏から反応が良かったTGブロー 1/4oz +ダブルモーション 2.8インチも取り入れてルアーローテーション。すると1,000gのバスをキャッチ出来て、3kg弱でリミットメイクとなりました。

今回も最低目標は5位以内への入賞。これにはキッカーフィッシュが必要です。(結果的にはこの時点で優勝ウエイトに達していましたが、この時は全く足りないと思っていました…。)

残り時間はシャローをランガンするプランもよぎりますが、やはり水位が低いことと気圧が高いことはリスクであると感じ、このポイントをやりきることに。

ラスト1時間を切ったところで、ビビッドテールで850gをキャッチし100gの入れ替え。これが最後のバスとなりました。

ウエイトは3,080g。予想以上にタフコンディションだったようで、全体的にローウエイトな結果に。2位と410gの差をつけての優勝となりました。


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タックル解説

▶ ビビッドテール 3インチ
EGワームの中でも、最もロングセラーの定番モデル。今回は#1のオフセットフックと合わせて、ドロップショットリグで使用しました。

シンカーは3/16ozとやや重めをチョイスし、ボトムの変化を感じながらズル引き。「ここ」という所ではシェイクを入れてバスを誘います。

仲間うちでは「お助けワーム」と呼んでいて、強いコンフィデンスを持って投入することが出来るワームのひとつです。


▶ ヘラクレス・エアレギウス7
ビビッドテールのドロップショットリグで使用。「オリジナルマイクロガイドセッティング」により操作性が良く、繊細な誘いが可能です。

ライトラインをフォローしてくれる、柔軟性とレングス。不意なバイトからのフッキングや、ストラクチャーに入り込まれても出しやすいストローク幅。私にとって、霞ヶ浦水系では欠かせないモデルとなっています。

TGブロー 1/4oz
福島健プロデュース。コンパクトヘッド、絶妙なガードとフックが採用されたフットボールジグ。ダブルモーション 2.8インチと合わせて使用するのがお気に入りです。

コンパクトヘッドにより、他のフットボールジグと比較して根掛かりしにくく、波消ブロック等でもストレス無く攻めることが可能です。こちらも霞ヶ浦水系の釣りには欠かせないルアーになっています。

ヘラクレス・ファクトHFAC-67MHST
福島健プロデュース。フットボールジグの操作性を重視して作られたモデルだけあり、TGブローにぴったりです。
バスザイル・マジックハードR
高感度で「モゾッ」「コリッ」というような微かなバイトもしっかり伝達。最後に入れ替えたバスは波消ブロックの中で掛けましたが、粘り強さと対磨耗性により耐えてくれました。それでいて扱いやすく、高次元でバランスがとれているラインです。

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EGチームが快挙を達成!

今シーズンはJB霞ヶ浦シリーズ全4戦、JBⅡ霞ヶ浦シリーズ全3戦の計7回のトーナメントに出場。内3試合で表彰台に上がることが出来、最終戦は優勝で締めくくれました。

また、JB霞ヶ浦シリーズ全4戦、JBⅡ霞ヶ浦シリーズ全3戦、全てでEGチームが表彰台に。EGチームの霞ヶ浦での強さを証明する、「快挙」とも言える記録を達成しています。

●JB霞ヶ浦シリーズ 戦績

【第1戦 星野和正 4位】 使用ルアー:ツインテールリンガー 4.7インチ

【第2戦 関和学 優勝】 使用ルアー:ツインテールリンガー 4.7インチ

【第2戦 正木敦 5位】 使用ルアー:ボウワーム 5インチ

【第3戦 増田哲 5位】 使用ルアー:ツイスティンビーバー 4.1インチ

【第4戦 星野和正 優勝】 使用ルアー:ビビッドテール 3インチ、TGブロー 1/4oz + ダブルモーション 2.8インチ

●JBⅡ霞ヶ浦シリーズ 戦績

【第1戦 星野和正 3位】 使用ルアー:ツインテールリンガー 4.7インチ

【第2戦 飯田秀明 優勝】 使用ルアー:C-4ジグ 3.3g

【第3戦 飯田秀明 優勝】 使用ルアー:サイドステップTGブロー 1/4oz + ダブルモーション 2.8インチ

これも応援して下さっている皆様、ご協力して下さっている皆様のおかげです。ありがとうございました。来シーズンもEGチームの応援をよろしくお願いします!

■タックルデータ
[ロッド]ヘラクレス HCSC-70ML エアレギウス7
[ライン]バスザイル・マジックハードR 8lb
[ルアー]ビビッドテール 3インチドロップショットリグ

[ロッド]ヘラクレス・ファクトHFAC-67MHST
[ライン]バスザイル・マジックハードR 10lb
[ルアー]TGブロー 1/4oz + ダブルモーション 2.8インチ

コンプレッションウェア:スキンズ・DNAMIC(ロングスリーブトップ&ロングタイツ)

■関連サイト:JB日本バスプロ協会・NBC日本バスクラブ公式サイト

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