2015.12.21 (月)

小島貴 W.B.S.プロクラシック24 晩秋の霞ヶ浦 
強風下をスピナーベイトで歴代ビッグフィッシュレコード更新!

エバーグリーン・フィールドスタッフの小島 貴です。

2015年11月21~22日に霞ヶ浦で開催されたW.B.S.プロクラシック24でW.B.S.レコードを更新するビッグフィッシュを獲ることができたのでレポートいたします。

【初日】
試合数日前から体調を崩し前日プラクティスのみで試合に臨みましたが、夏の終わりごろから絶対の自信を持っていた巻き物をメインに挑みました。クラフトを中心に風向き、風の強さ、光量に合わせて巻き物をローテーションする作戦だったのですが、初日はピーカン無風。厳しい時間が続きました。

バイトらしいものもありますが全く乗らず。そこで、作戦変更。風を待ちながら、ダブルモーションのテキサスリグの杭撃ちに切り替えました。しかしそれでも、小さなコツッっというバイトが何度かありますが乗らず。さらに、ボウワーム6インチ1/16ozのネコリグに変えたところ、やっと1,320gのファーストフィッシュを獲ることができました。

しかし後が続かず、前日のプラクティスでキーパーを獲っている西浦で数少ないテトラ帯へ。そして、クラフトでのクランキングで800gほどのバスを2匹掛けるも魚体が見えてからのフックオフ。他にもバイトらしきものが多数ありますがどうしても乗せられず、初日は1,320gの1匹、11位という結果となりました。

【2日目最終日】
トップとの差はかなりありましたが、巻き物がハマればとんでもないウェイトが出せる自信はありました。そこで朝イチは、前日魚体を見てからバラしているテトラ帯に向かいました。バラした魚は800gほどでしたが、そのエリアこそが、W.B.S.最終戦のパートナーやオールスタークラシックに出場した蛯原プロに、「ここにはスーパーモンスターがいる!」と言ってずっと信じていたエリア。

しかし、エレキの操作もままならない程のウィンディーサイド。とはいえ、護岸とテトラなので濁りはありません。ここで感じたのがスピナーベイト。Dゾーン 3/8ozのダブルウィロー。クランクベイトでなくスピナーベイトを投げる特別な理由があった訳ではありません。感じたのです。

そして開始10分、いきなりドカーッン!のビッグバイト。魚の姿は見えませんが、デカいバスであることはわかりました。ロッドがバットまで絞り込まれながらも必死で寄せてくると……見たことのないモンスターバス!

フックがガッチリ掛かっていましたが強風でボートは暴れまくり、「バレるな!切れるな!デカい!デカい!」叫び続けやっとのハンドランディングでがっちりアゴをつかんでみれば……「なんじゃこりゃーっ!?」重さも長さもどれほどなのか全くわかりませんでした。

その後もこのテトラ帯に何度も入り直し丁寧に攻めましたがバイトなし。風が少し穏やかになったタイミングで前日バイトがあったクラフトのクランキングに切り替えますが、バイトはありません。それでもラストエリアにもこのテトラ帯を選び入り直し、ついに……

クラフトで待望の2匹目、1,410g! その後も最後まで諦めず追加を目指しますがタイムアップ。2日目2本、4,100g、トータル5,420g。5位でクラシックをフィニッシュしました。

2日目朝イチのビッグバスは52㎝2,690gで、2日目のビッグフィッシュとなっただけでなく、W.B.S.ビッグフィッシュレコードとなる魚でした。

今年はなかなか結果が出せないでいましたが、自分の信じた「巻き」の釣りで最後に良い釣りができました。来年も全力で挑んでいきますので皆様よろしくお願いいたします。

■タックルデータ
ロッド:タクティクス TCSC-70MHG スーパーノヴァハスキー
ライン:バスザイル・マジックハードR 14lb
ルアー:Dゾーン3/8oz DW

ロッド:ヘラクレス HCSC-64ML ウォレシア
ライン:バスザイル・マジックハードR 12lb
ルアー:クラフト

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