2014.08.25 (月)

蛯原英夫 W.B.S.桧原湖戦優勝!! 
勝利の決め手は「ゼロキャロ」セッティングのロングリーダーライトキャロ!

エバーグリーンプロスタッフの蛯原英夫です。遅くなりましたが、7月20日に福島県桧原湖で開催されたW.B.S.第3戦の優勝報告です!

今回の試合は、桧原湖北部のカナダ藻をメインに戦略を組み立てました。狙いは、まばらに点在する背の低いカナダ藻の上にいるスモールマウス。これを向かい風でもぶっ飛ぶ「ゼロキャロ」セッティングの70cmロングリーダー2.5gライトキャロで獲りにいきました。

まずは、2~4mレンジのフラットにボート1艇分程の広さのカナダ藻が点在するエリアへ。ワームはC-4シュリンプ 3.5インチを選択。フックはデッドフィッシュを極力避けるためバーブレスにして使用しています。ロングキャストしてズル引きで広く探っていくと、ウィードに引っ掛かったリグを外した瞬間にバイトが集中。これを確実に獲っていき、1時間半で900gを頭にリミットメイク!

ここで一旦、ラージ狙い。SRミニ 3/8オンスと、ダブルモーション 3.6インチのゼロダンで、練習で見つけていたラージ場を2箇所、それぞれ軽くひと流し。入れ替えはなりませんでしたが、深追いはしないと決めていたため2時間で見切り、再びスモールで入れ替えを狙うことに!

そして、北部の4~6mのミドルレンジのフラットへ。前半よりも水深のあるこのエリアは、カナダ藻が極々まばらで本当に狙いづらい。魚の数も少なく、1時間に一度アタるかどうか。しかし、出たら700g~1kgとデカい!!

使用するリグはやはりロングリーダーライトキャロ。釣り方も前半とほぼ同じですが、ここでワームは現在制作中の秘密兵器、ダブルモーション 2.8インチ(プロト)の出番!! このワームには絶対の自信があったので練習でも使わず、バスにわざと一度も見せませんでした。「入れ替えで導入する!」と、決めていたのです!

そして、ダブルモーション 2.8インチを信じてこのエリアで残り3時間をやり切り、結果2本の入れ替えに成功!! 予想通り、ここぞというところで威力を発揮してくれました! これで、5本のバス全てが700gオーバーとなり、結果は3,860gで優勝!

振り返るとロングリーダーのライトキャロを駆使することで優勝を勝ち取った今試合。

ロッドは、エリアの水深やワームのボリュームによってソルティセンセーション・Dアタッカーヘラクレス・ファランクスを使い分けましたが、共に7フィートのロングレングスで70cmリーダーを取ったライトキャロでもストレスなく楽々ロングキャスト。長いストロークを活かしてズル引き、ウィードに引っ掛かったら竿先を高く持ち上げて楽々クリア。限られた試合時間の中で広範囲を効率良く探ることができました。

また、ソリッド、チューブラーなど違いはありますが、アタリをはじかない繊細なティップは共通。周囲の選手が食いの浅さ、バラシの多さに苦戦を強いられる中、深いストライクでノーミス! 勝利に大きく貢献してくれました。

霞戦に続き2連勝! 桧原湖戦は参戦した試合すべてお立ち台! テッペン継続できて良かったです! 応援して頂いた皆様、ありがとうございました。

■タックルデータ
ロッド:ソルティセンセーション PSSS-70S Dアタッカー
リール:オーパス1 ネロ
ライン:バスザイル・マジックハードR 3lb
ルアー:C-4シュリンプ 3.5インチ 2.5gゼロキャロ

ロッド:ヘラクレス HCSS-70UL ファランクス
リール:オーパス1
ライン:バスザイル・マジックハードR 3lb
ルアー:ダブルモーション 2.8インチ(プロト) 2.5gゼロキャロ

■蛯原英夫メディア
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