2024.08.08 (木)

石川秀夫 NBCチャプター愛媛第3戦 野村ダム 準優勝 夏のリザーバー、フットボールジグで2キロ超ビッグフィッシュ

エバーグリーンフィールドスタッフの石川秀夫です。

7月21日に愛媛県野村ダムで開催されたNBCチャプター愛媛第2戦で2位入賞することができましたので、プラクティスの状況や試合で使用したタックルについて解説します。


ページトップ

プリプラクティス

梅雨明け直後、日を追うごとに暑さが厳しくなってくる季節。湖の状況は徐々にサマーパターンへ移行していく状況でした。

1週間前に行った2日間の練習では、ずっと曇天もしくは雨。雨による流入で影響を受けやすいインレットからは18℃と冷たい水が入ってきていましたが、ボディウォーターの水温は25℃前後でした。

この練習では雨パワーもあって、トップウォーターのワンズバグに好反応。サイズを問わず釣れるため、サーチベイトとして様々なエリアで使用。300~1100gまで釣れたことで、エリアによって違うバスのサイズ感を把握することができました。

他には、フットボールジグ(TGブロー1/2oz + キッカーバグ4インチ)でバンクのボトムを探る釣り方でも1キロを超えるバスをキャッチ。また、バスエネミー4.5インチのジグヘッドワッキーでのフォール & スイミングでもバスを釣っていました。


ページトップ

試合前日プラクティス

1週間前とは打って変わり、天気は晴天・灼熱。エリアによってはアオコの発生も見られました。

サマーパターンが進むこの時期は300~600gまでのサイズは比較的イージーに釣れますが、狙ってキロフィッシュを釣るには、しっかりとしたプランが必要なのは過去の経験から学んでいます。

釣り方だけでなく、狙うエリアと水深もかなり重要なファクター。

試合前日は、バスエネミー4.5インチ or ボウワームヌードル8インチのジグヘッドワッキーでシャローのカバー & シェードのチェックに時間を使いました。しかし、バスのサイズは伸びず、そこまで強い印象は得られないまま終了。


ページトップ

試合当日

天気は晴天・灼熱と変わらず。前日練習のシャローパターンが弱かったため、当日のプランは、レンジをいろいろ試しながら探れるTGブロー1/2oz + キッカーバグ4インチを選択。張り出したバンクの水深50cm~5mレンジを探っていくことに。

この釣りは、1週間前の練習時には、キロを超える魚ほどバイトが小さい特徴があったため、朝から集中力全開で挑みます。

フライトは4番。プリプラクティスで反応の強かったエリアへ直行しました。

エリアの特徴としては、下流域にあるボディウォーターに面したカレントが効く張り出したバンク。岸際にキャストして、ラインスラックを活かしながら落とし込んでいきます。

集中してTGブローを落とし込んでいくと、微かなアタリが。反射的にフルフッキング。上がってきたバスは、2キロフィッシュ!

いきなりのビッグフィッシュにキャッチ後は手が震え、興奮した状態でキャストを続けましたが……ノーバイト。

その後は、「カレント」「張り出したバンク」をキーに、思い当たるスポットを思いっきりランガンする作戦にチェンジしました。

そして、300~400gを数匹釣った後、待望の800gも追加することができました。リグはすべてTGブロー1/2oz  + キッカーバグ4インチのコンビ。


ページトップ

大会結果

3277g / 3匹 で2位入賞でした!

練習で得た情報から、中・下流域にある張り出したバンクをいくつか候補に入れ、集中力全開で一日やり切った結果です。

今回使ったタックルは、オライオン・スターゲイザーTGブロー1/2oz + キッカーバグ4インチ。これまでも良い結果をもたらしてくれている黄金コンビです。

大きい個体ほどアタリが出にくい状況にもかかわらず、ラインスラックが出ていてもしっかりバイトを感じ取ることができるこの組み合わせ。スターゲイザー TGブローの感度が活かされた試合だったと思います。

TGブロー1/2oz + キッカーバグ4インチ。そして、オライオン・スターゲイザー。ぜひ、みなさまの夏のリザーバー攻略の1つの手段になれば嬉しいです。

NBCチャプター愛媛 第3戦 最終結果はコチラ

■タックルデータ
[ロッド]オライオン OCSC-69H スターゲイザー
[ライン]バスザイル・マジックハードR 16lb
[ルアー]TGブロー1/2oz + キッカーバグ4インチ

■石川秀夫メディア
Facebook
Instagram
X

ページトップ

関連記事