椎谷勝義 状況急変の河川で試行錯誤
スモールサイズのシャッドプラグに好反応!
こんにちは。エバーグリーン・フィールドスタッフの椎谷勝義(シイヤ カツヨシ)です。
プライベートで釣行した、房総河川の状況をレポートいたします。釣行当日は梅雨明け前だったにも関わらず日差しが強く、日中の気温は30℃近くまで上昇する初夏の陽気。早朝には22℃だった水温も、午後には25℃まで上昇するほどでした。
一方で、ゲリラ豪雨的な降雨が多いように感じたこの梅雨。局地的に激しく降るので河川の状況も読めず、現場に到着してみると予想外の増水と強い濁りに唖然。
前日の降雨に覚えが無かったことから濁りは下流エリア中心と判断し、下流から数km遡ったところにある、小規模な堰の吐き出しからの強い水流が巻くエリアを本命とすることに。
上流方面に向かいながら途中にある有望ポイントをいくつか探りますが、まさかのノーバイト。下流エリアに比べたら濁りも落ち着いているのに、ここまで厳しいとは……
本命エリアに辿り着いたのが正午近く。水量はやや多めですが、濁りは問題なし。早速この時期定番の表層ウェイク系から投入してみたものの、無反応。
このエリアしか希望は無いとの思いから、手を変え品を変え1時間以上探ってみた結果、バンクシャッドに待望のバイト! 42cm・1,100gをキャッチ!
その後も、更なる試行錯誤の末、スピンムーブシャッドで41cm・1,000gを追加することができました!
ワンエリアに3時間以上ステイしている間に気付いたのが、例年この時期に見られるアユの姿が全く見られなかったことです。
昨年秋、大雨による洪水があってからこの河川の釣果は厳しくなっていましたが、どうやらアユの遡上にも影響が出ており、このエリアのバスはクチボソ(モツゴ)を中心に捕食している様子でした。それにより、スモールサイズのシャッドプラグだけに好反応を示したと考えられます。
河川では洪水の影響でバスの個体数が大きく減ったように感じますが、房総のリザーバーでは例年通りに好釣が続いています。また良い釣りができた際にはレポートしたいと思います。
P.S. 上のルアーの写真は、本命エリアでローテーションしたルアーの一部です。試行錯誤ぶりが伺えると思い撮ってみました(笑)
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