惠本倫正 小野湖でジャックハンマー炸裂! 5本8,120gのハイウェイトで優勝!
こんにちは。エバーグリーンフィールドスタッフの惠本倫正(エモト ミチマサ)です。
6月11日に小野湖で開催された、「CAST BASS TOURNAMENT 第3戦 小野湖」に参戦してきました。結果は5本8,120gという、自分でもびっくりするウエイトでの優勝! ウイニングルアーは、ジャックハンマーでした。
■ プラクティス
大会期間中~現在にかけての小野湖は、浚渫工事のため10数年振りの驚異的な大減水です。先月から比べてもかなりの減水で、まるで違うリザーバーへと変化。厚東川、大田川と2つのバックウォーターも枯れ果てて、湖全体8mの減水。魚の付き場が読めない状況でした。
そこで、大会前日、大減水ためボートの運搬がかなり大変な中でしたが、プラクティスを決行することにしました。
地獄運搬のため、釣り場は貸し切り状態。午前中は晴れで、中流、下流の大場所をチェックしてみるもののジャックハンマーで600g1本となかなか厳しい状況でした。
午後からの曇ってきたタイミングで、大減水で狭くなった小野湖全域をジャックハンマーでひたすら流して行くと、日頃誰もがノーマークの中流赤土、水深1mのシャローフラットエリアでデカバス連発!
また、シャローフラットエリア以外の傾斜が急なエリアでは全く反応無しだったため、確信を持ってエリアを絞ることができました。
■ 大会当日
大会当日の天候は曇り。昨日見つけたエリアとパターンでハマるはずと期待が膨らみました。自分のスタートは第2フライトでした。
第1候補は、昨日デカバスを連発した中流のシャローフラットでしたが、他の選手の動きから、まずは厚東川に入りました。
昨日は600gを1本確認したのみでしたが、ナイスサイズもいるはず。そう思いジャックハンマーを巻きはじめると、すぐにバイト! 早い段階でいきなり1,500gオーバーのナイスフィッシュをキャッチ! さらに続けて1,000g位を追加し、これはイケると思いました。
全域が水深1mの厚東川エリア……普通なら良くない状況に思えるのですが、1人後続の選手が現れて、その方もやはり、すぐに魚をキャッチされていました。
まだまだ魚はいるはずと思い、巻きまくりましたが、天気予報では曇りのはずだったのが日が差してきて、それ以降は全くのノー感じになりました。
状況が変わった今、ここで粘るか? 昨日見つけた中流のシャローフラットに移動するか? 迷いましたが、意を決して移動。
移動途中、キーパー場の大橋橋脚が目に留まったので軽い気持ちでジャックハンマーを通すと、嬉しい誤算で1,500gオーバーを追加。
その後本命であったエリアに到着すると、日頃ノーマークなエリアだけにやはり誰もいません。巻きはじめるとまたすぐにナイスサイズをキャッチ。このままイケるかと思いましたが、ここでは1本のみ。
それからバイトが遠くなり、迷いましたが厚東川へ戻ることに。途中、再び橋脚でキーパーサイズを追加しリミットメイクとなりました。
厚東川へ到着すると他の選手が入っていたのでこのまま終了かと思いましたが、その選手が下ってきたので入れ替わりで上流へ。
終了30分前にまたまたジャックハンマーでグッドサイズをキャッチ! 入れ替えに成功しました。
ウエインすると5本で8,120g! 自分でもびっくりするウエイトで優勝することができました。
■ ジャックハンマー、使い方のキモ
僕の過去の実績から、小野湖のバスはこの季節のアフター回復~夏にかけてブレーデッドジグに反応が良いです。なので、プラクティスからジャックハンマーばかり投げていました。
もちろん表層付近を巻いてもたくさん釣っていますが、昨日はブレードの振動をギリギリ感じるくらいのスピードで引いてくるイメージでした。途中、一瞬速巻きをしてチドらせたり、止めてフォールを混ぜたりすることで、バスが喰うタイミングを意図的に作り出してもいました。
今回は、1本を除いてすべての魚は水深1m前後のシャローで獲りましたが、その橋脚での1本は水深3.5mのボトムまで落とし、ボトムを切らないように浮かせないように引いて獲りました。また、先月の大会では水深6mのエリアの中層を引いて3本喰わせたりと、ディープでも大活躍してくれています。
このように、ジャックハンマーは速巻きからスローロールまで幅広いスピードで引けるブレーデッドジグなのでシャローからディープまで対応できて、しかもデカバスがよく釣れるのでとても気に入っています!
応援してくださっている皆様、いつもお世話になっている皆様、おかげさまで優勝することができました。ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
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