2020.10.22 (木)

竹内俊美 JB霞ヶ浦 第2戦 優勝!秋のターンオーバーでウェイイン率20%のタフコンディションを制した2つのキーとは

こんにちは。エバーグリーンプロスタッフの「竹じい」こと竹内俊美です。

10月4日に霞ヶ浦水系で開催されたJB霞ヶ浦第2戦で優勝することができたので詳細をレポートします。

大会直近の霞ヶ浦水系は減水やターンオーバーなどによる濁りで釣果が非常に厳しく、今大会も結果的にはウェイイン率20%(約120名中25名)。しかも、1本でウェイインした選手がほとんどと、タフな試合となりました。

私は一週間前の日曜日から3日間プラクティスに入り(プラクティスフリーのため)、ほぼ霞本湖一周を見て回りましたが、3日間で釣れたのは2本のみ。しかも、釣れたのは1スポットのみ。ただ、2本ともサイズは良くキロアップ。

このスポットにはプラクティス以前にも度々来ていましたが、実は今年ここで釣れた魚は全てキロアップ。釣れたらでかい。大会当日はここで1日タコ粘りすることに。そして、2本釣れたらお立ち台、3本釣れれば勝てると考えていました。

大会当日はスタートと同時にそのスポットへ。100mほどのストレッチの一流し目、ダブルモーション 3.6インチの7gリーダーレスダウンショットで障害物を撃っていくとラインに微かな違和感。しばらくするとラインが横に走っていき、思わずフルフッキング!シナジー・スーパートライアンフのバットがぶち曲がり魚をぶっこぬき。上がって来たのは、1,200g程のキッカー。

時間はまだ8時半。これはいけると思い釣りを再開すると、程なくして、また同じバイト! しかし、まさかのキャットフィッシュ……その後沈黙が続き10時半頃にやっと当たりが、しかしこれまたキャットフィッシュ……

減水が進んでいた大会当日の霞ヶ浦。「減水のためバスが沖に出ている?」「そういえば、沖目にゴロタ石が沈んでいるな。」と思い出し、ヘラクレス・サーバルにリグったジャックハンマーTG 3/8oz のGフラッシュを手に取り、巻くこと5投目。

「根がかったか?」と思いきや、手元に大きな生命感!しかしめちゃくちゃ引きまくるので、またキャットフィッシュかと半分諦めかけたその時、ゴンザレス級の口が水面を割りジャンプ。「バスだ!」。慎重にランディングし無事ネットイン。思わず吠えました!

その後も粘るが追加できず、2本でウェイイン。検量すると3,092gで、まさかの優勝!

今回の試合のキモは波動+スロー。ダブルモーション 3.6インチ・7gリーダーレスダウンショットは、フォールのパタパタ波動で魚を寄せてから、着底後の倒れ込みからさらに5秒程放置。スロー巻きでもしっかり波動を生み出すジャックハンマーTG 3/8ozは、時々ゴロタ石に当たるようにボトム付近をゆっくり巻く。それにより、減水や濁りにより低活性な魚に口を使わせました。

今年度はこの試合が最終戦でしたが、年間ランキングを5位にジャンプアップして終えることができました。来年度も一発勝負の試合をしていくので、応援の程よろしくお願いします。

■タックルデータ
[ロッド]シナジー CSYC-73MH+ スーパートライアンフ
[ライン]フロロカーボン 16lb
[ルアー]ダブルモーション 3.6インチ 7gリーダーレスダウンショット

[ロッド]ヘラクレス HCSC-611MHG サーバル
[ライン]フロロカーボン 16lb
[ルアー]ジャックハンマーTG 3/8oz + ピンテール系ワーム 4.5インチ

■関連サイト
JB日本バスプロ協会・NBC日本バスクラブ公式サイト

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