2020.10.13 (火)

小島貴　W.B.S.第2戦 霞ヶ浦優勝！ バスエネミー4.5インチが起死回生の連発劇を演出！

こんにちは。エバーグリーンプロスタッフの小島貴です。

9/12～13に霞ヶ浦で開催されたW.B.S.第2戦で優勝することができました。これで2試合連続のお立ち台！　第1戦で準優勝した時はバスエネミー4.5インチが活躍しましたが、この試合でも大活躍！　優勝に大きく貢献してくれました。第2戦のプラクティスから本戦までの内容をレポートします。

9月に入るも真夏のような暑さ……夏を引きずった状況の中、第1戦で活躍したバスエネミー4.5インチが引き続き好調！

プラクティスは前週の日曜日と試合前の木曜日、金曜日の3日間。第2戦は2DAYのためエリアを広く見て回りました。

第1戦が終わった頃から少しずつ秋の気配が感じられていましたが、練習の3日間は全て晴天。しかも、日差しが強烈な真夏のような日で、第1戦が開催された8月の気候に戻ったようでした。

厳しい暑さだった第1戦では、風当たりや水通しなどの好条件が絡むシャローカバーをバスエネミー4.5インチのノーシンカー＆ネイルリグで撃っていく釣り方をメインに準優勝。

その時の状況に近いと思い、このプラクティスでも同じ釣り方で探っていくと、やはりコンディションが良い魚からかなりの反応を得ることができたので、第2戦もメインパターンにしようと決めました。

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プラクティスとは一転して風雨に見舞われた初日。フィールドの状況が様変わりするも、機転を利かした戦略が奏功！

プラクティスのような晴天を期待していましたが、初日は雨がパラつく天候……風も強く、狙っていたエリアは風の影響をモロに受けて釣りにならないと判断。

プラクティスのことは一旦忘れ、「今日の状況ならどうするか？」ということに切り替えて、魚を触っていないが今後良くなるであろうと考えていたエリアに向かいました。

しかし、そこは工事が始まっていて釣りができず、仕方なく次に向かったエリアでは先行者が複数人……

釣れていたエリアであったものの、風当たりが強く水の状態が悪いことから、ここは釣れないと判断。数投で見切りを付けて風裏で釣りがしやすいシャローエリアに入りました。

すると、ここでパートナーがキロフィッシュをキャッチ！

しかし、後が続かなかったため移動。今度はウィンディーサイドで、風が吹いても濁りにくいシャローエリアにエントリー。

この場所では、スピナーベイトやクランクベイトで巻きの展開。荒天だったのでラトル音+強いウォブリングでアピール力があるクラッチヒッターをセレクトしました。

すると、何度かバイトがあった後、キーパーをキャッチ！

ただ、乗せきれなかったバイトのことを考え、すぐに釣りのスピードをスローダウン。バスエネミー4.5インチのネイルリグでも風に流されてしまう状況だったので、フラップクロー3.3インチの5gリーダーレスダウンショットにチェンジしました。

これでクラッチヒッターで反応があったラインに点在しているこぼれ石を探っていくと……狙い通りにバイト！1,400gのキッカーフィッシュをキャッチしました！

その後、パートナーとなんとか魚を絞り出そうとするも……苦しい時間が続きました。

そして、帰着を意識し始めた終了10分前。「何とかあと1匹欲しい！」というところでパートナーがキロフィッシュをキャッチ！

最終的に初日4フィッシュ4,115gで帰着となりました。

なんとか初日を凌ぎ「明日に繋がったか？」と思っていましたが、僅差ではあるものの初日トップでスタートを切ることができました！

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プラクティスと同条件の2日目！……しかし、期待を裏切るタフコンディションそしてボートトラブル……暗雲立ち込める状況を突破したのは、やはりバスエネミー！

2日目は前日と打って変わり晴天。フライトは1stフライト。迷うことなくプラクティスで最大魚を獲っていたエリアへロングドライブしました。

しかし、期待とは裏腹に前日の風雨で状況は激変……バスエネミーでキーパーはキャッチしましたが「ここに狙いの魚はもういない」と見切りを付けて移動することにしました。

しかし、ここで悲劇が！

次のポイントに向かってボートを走行中、急にエンジンのパワーがガクンと落ちて確認してみると、おそらく電気系と思われるトラブルが発生……

幸いにも、なんとかギリギリでプレーニングできたので、パートナーと相談のうえ「ぶっ壊れたらバタ足で押してでも帰ろう！」と釣りを続行することを決心しました。

期待していた朝イチのエリアでまさかのキーパー1匹、さらにエンジントラブル……と、船上には暗雲が立ち込めていましたが、それでも集中して釣りを続けていきました。

すると、その立ち込めた暗雲を突破したのは……やはりバスエネミー！グッドコンディションのキロフィッシュをキャッチしました！

「これはいける！」そして、ここから起死回生の連発劇！

すぐにバスエネミーでキロフィッシュを追加し、続けてパートナーもキロフィッシュをキャッチ！

これで「あと1匹！」。船上は一気にイケイケムードになり、全力でリミットメイクを目指しました。

その後、少しバイトが無い時間が続きましたが、最後の締めは、やはりバスエネミー！　キロフィッシュをキャッチしてリミットメイクを達成しました！

エンジンに不安があったのでここでタイムアップ。「このウエイトで勝負！」と思い、時間に余裕を持って帰着しました。

結果は、2日目5フィッシュ4,605g。2日間トータル8,720gで優勝！

初日はプラクティスで得ていた手ごたえに固執せず、その時の状況に上手くアジャストして、フラップクローでキッカーフィッシュ。2日目はプラクティスでも好調だったバスエネミーでキロフィッシュ3本。さらに、パートナーの力も大きく、とても良い連携が取れたことで最高の結果に繋がったと思います！
日頃から応援、サポートしてくださっている皆様、いつも本当にありがとうございます。これで年間順位もトップに立つ事ができました！

残る最終戦も守りに入らず、ガンガンビッグウエイトを狙って夢のA.O.Y.を掴み取りたいと思います！

■タックルデータ
[ロッド]ヘラクレス HCSC-66M-LTS フォースグランディスLTS
[ライン]バスザイル・マジックハードR 12lb
[ルアー]バスエネミー4.5インチ　ノーシンカー＆0.9gネイルリグ

[ロッド]ヘラクレス HCSC-67MH-LTS ブルーマイスターLTS
[ライン]バスザイル・マジックハードR 14lb
[ルアー]フラップクロー3.3インチ　5gリーダーレスダウンショット

[ロッド]ファクト HFAC-66ML
[ライン]バスザイル・マジックハードR 14lb
[ルアー]クラッチヒッター

■関連サイト
W.B.S. on LINE | World Bass Society Official site

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