［プラクティス］ 田植えによる濁りが酷い北浦上流　しかし、意外にも……

大会期間中の北浦の水位はやや減水傾向で、水温16～18℃。そして、この時期特有の田植えの影響で、流入河川や水門からは泥濁りの水が大量に出ていて、北浦上流に上がるほど濁りが酷い状況でした。

［試合当日］プラクティスのプランが不発　しかし、バスエネミーが長い沈黙を打破！

試合当日、朝から晴天無風、第1フライト9番目のスタート。迷う事無く、プラクティスで反応を得ていた上流へ向かいました。

しかし、全く反応がなく、途中のドックの壁やベジテーションを探るも無反応……　再度、下りながら撃ち残した杭を撃っていきました。

スタートから3時間経過した午前8時半頃、自信がある杭撃ちに依然として反応がなく、半ば諦めムードが……

そんな中、杭に沈み物が絡む水深2～2.5mのポイントに入ってすぐ、パートナーがキーパーギリギリでしたが500gをゲット。さらにパートナーにグッドサイズが来ましたが、目前でフックオフ……

惜しい1本でしたが、この魚が「やっぱり杭はある。釣りは間違っていない」と自分の集中力を維持してくれる1本になりました。

その後、リグ、色、ワームサイズ、シンカーウエイトを変えるなど、試行錯誤するも再び長い沈黙……普段でしたら、長い沈黙や刻々と迫る終了時間に焦ると思いますが、その時は集中していたおかげで自分でも不思議なくらい平常心を保てました。

そんな心境の中、試行錯誤の末にたどり着いたのが、バスエネミー 3.5インチ！　カラーは濁りの中でもアピールできるDパンプキン・BKを選択。これを沈み物に対して根がかりしにくいテキサスリグにセットしました。

ラインはバスザイル・マジックハードR 14lb。ファイト中、杭に絡まり魚がぶら下がった状態になりましたが、最強ラインのおかげで無事にキャッチすることができました。

その後、キッカーフィッシュで得たヒントを念頭に置き、撃ち続けていくと、数投後にキロフィッシュをゲット！

さらに、パートナーがキロフィッシュを2本追加して残り1時間でリミットメイク！　この時点で5キロは超えていましたが、最小の500gを入れ替えることを目標に最後まで撃ち続けました。

そして残り30分、私とパートナーにキロフィッシュ！　しかも驚きのダブルヒット！！　500gとの入れ替えだけでなく、その次に軽い魚（といってもキロフィッシュ）も入れ替えることに成功しました。

結果、5本5,805gをウエイインして優勝！

今後の試合も頑張りますので、応援よろしくお願いします！

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