PCSC-71M+ シャープシューター
巻き物の中でも波動の弱い部類にカテゴライズされるルアー、スイミングジグを精密に扱うために磨き上げられたロッド、シャープシューター。
バイトチャンスを作り、フッキングにまで持ち込む……スイミングジグの釣りで難しいとされるこの一連の流れを高確率で成功させるために。
● 研ぎ澄まされたティップ感覚とトルクフルなベリー&バットのしなり戻りにより生み出される、狙いのレンジを長くトレースするための『ロングキャスト能力』
● トレースレンジを正確にコントロールするための『ウィードトップ感知能力』
● ジグをウィードに軽くスタックさせて喰わせの間を作る『ハングオフ操作能力』
● 数多くのパターンが存在するスイミングジグのアタリの出方すべてに対応する『フッキング能力』
スイミングジグ用ロッドに求められる多くの要素を集約し、スイミングジグで一般的な3/8~1/2ozのみならず1/4ozでのシャローレンジスイミングから5/8ozでのディープレンジスイミングまで、あらゆるレンジのスイミングジグを思い通りに操ることができるスイミングジグのためのスペシャルロッドとして誕生した7フィート1インチMプラス・レギュラーファストテーパー。
スイミングジグを精密に扱うために磨き上げられたその能力は、スイミングジグ以外の巻きの釣りでも真価を発揮。スピナーベイト、ブレーデッドジグ、バイブレーション、クランクベイト、スイムベイト等のロングキャストが必要な線の釣りを快適かつ高精度で行なうことが可能です。
しかも、ビッグクランクやクローラーベイトのように年々大型化する巻き物も許容範囲に収めるM+(ミディアムプラス)というパワー設定。さらには、フリーリグやライトテキサス等、喰わせのワーミングにも高次元対応するレギュラーファストテーパー。レンタルボートやオカッパリ等、タックルを絞りたいシチュエーションにおいてアドバンテージとなるスーパーバーサタイル性も発揮します。
〈対応ルアー&リグ〉
●スイミングジグ ●ブレーデッドジグ ●スピナーベイト ●バイブレーション ●クランクベイト ●中小型スイムベイト ●ビッグプラグ(ビッグトップウォーター、ビッグクランクベイト、クローラーベイト etc…) ●フリーリグ ●テキサスリグ ●ヘビーダウンショットリグ ●ヘビーキャロライナリグ ●高比重ワームノーシンカー etc…

スイミングジグ=ラバージグにシャッドテールの組み合わせという振動がほぼゼロのルアーを、レンジコントロールしながら巻いてくるのは意外と難しいもの。慣れてくればカウントダウンしたり、自分のリールの巻き速度などから巻くレンジをコントロールできますが、どうも感覚が掴めないので苦手っていう方もきっと多いはず……
実際、僕の琵琶湖ガイドでも同じボート上でも大きく差が出ることも多いんです。レンジコントロールやバイトチャンスを作れているのか……感覚的な部分が重要なので難しい釣りなんですが、その感覚的な部分を助けてくれるロッド!そんなロッドを目指してつくり込んだのがシャープシューターです!
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1日巻き物をするとなるとキャスト数はとんでもない数になりますが、軽い力で良く飛ぶので体に掛かる負担が少なく楽チン。ロッドにルアーのウエイトがしっかり乗るので空中でルアーが回転しにくく、「ちょっとタイミングがズレたかな?」と思っても、ロッドがミスを勝手にカバーしてくれる感じで飛距離が伸びます。
フィールドテストではいろいろなルアーを試しましたが、軽いものは8gのグランサーチャーから、重いルアーでは56gのマグナムクランクまで難なく扱うことができました。さらには巻き物だけでなく、7gまでのテキサスリグ、フリーリグ、ヘビダン、ラバージグ、他にはメタルマスター14~18.5gなんかも気持ち良く使えます。なので、オカッパリではもちろん、ボートでも何本もロッドを用意しなくてもシャープシューター71M+を1本積んでおけば、急な状況変化にも対応できるので安心です。
そして、私の最も得意な釣りであるスイミングジグを巻いた感想は「すばらしい!」の一言。ウィードに当たった時、リールを巻き続けているだけで、オートマチックに近い感覚でウィードをかわしてくれます。この時、ロッドティップ~ベリーが適度に入っていきジグが一瞬ストップ、そのままリールを巻き続けているとウィードからジグが飛び出すという、一瞬タイムラグのある動きを自然に演出してくれます。
ウィードがあまり濃くないところやウィードトップ付近を釣る場合はシャープシューター71M+、ウィードが濃いところやウィードの中を釣る場合はディッガー72Hと使い分けると完璧ですね。
掛けてからのパワーも充分。バスの急激な突っ込みにはバットまでキレイに曲がりロッド全体でいなしてくれます。先日スイミングトゥルーパーでロクマルを釣った時も、ラインは出さずロッドのしなりだけで激しい突っ込みに対応できました。

村田 直紀[琵琶湖むらっちガイド]
ー お問い合わせ ー
Tel : 070-5041-9766
Mail : muracchhiiii@gmail.com
Blog : https://ameblo.jp/asaken44/

他の琵琶湖プロガイドのご案内から、シャープシューターに対してみなさんがお持ちのイメージは「スイミングジグなどの巻き物系に強いロッド」という感じではないでしょうか? もちろんそうではあるのですが、ボクのガイドではシャープシューターをワーム展開でも使っています。
例えばフリーリグ。5g以下の軽めのシンカーを使って、ウィードの上に乗せて、ウィードの上を這わせていく展開なんかにベスト!
琵琶湖のウィードを攻略するには、ウィードの高さを意識してそのトップ(ウィードトップ=エッジ)をしっかり感じとることが重要になります。それができるできないで釣果に差がつくことも多いのですが、スピナーベイトやブレーデッドジグ、スイミングジグなんかウィードトップつらつらをきっちり巻いてくるのは意外と難しいですよね。
そのためのシャープシューターでもあるんですが、もひとつオートマチックにウィードトップを引く方法が軽めのフリーリグになります。これならワームがウィードの上に乗るので、あとは普通にボトムをズル引くように、ウィードを感じながらロッドのストロークでワームを操作するだけでウィードトップを外さずズル引いてくることができます。その時に、ワームがウィードに乗った感覚やウィードの上をズルズル這わせていく感覚をつかみやすいのが、繊細に感じ取れる鋭いティップを持つシャープシューターなんですね。
また、広大なウィードエリアで流されながら釣りをしていてルアーとの距離が出ていても、フッキングの負荷を掛けると、ティップ→ベリー→バットへとスムーズにロスなくパワーが伝わるテーパーと、十分にフッキングのストロークが確保できるレングス(7フィート1インチ)があるので、ドラッギングなんかでどんどんラインを出して釣っていてもフッキングがバッチリ決まります!
他には、Mクラスのロッドでルアーの使用範囲が1/4から2オンスまで!と今まであまり見かけたことのないロッドならではの使い方として、ウィードトップが水面に近いエリアやウィードパッチ狙いに、1本で重量のある大型トッププラグとノーシンカーの高比重ワームなんて極端な展開ができるのも個人的にはオススメの使い方ですね♪

― PCSC-71M+シャープシューターを琵琶湖で実際にご使用いただけます ―
上の3名の琵琶湖プロガイドのガイドサービスを利用される際、ご希望のゲスト様にはフェイズシリーズ各機種をレンタルいたします。店頭で触っただけではわかりにくいキャスト、操作、フッキング、ファイト時の使用感を実際のフィールドでぜひ体感してください。時期によっては発売前の新製品もレンタル可能です。ガイド予約時にご使用希望機種を各ガイドにお伝えください。(状況によりご希望の機種が用意できない場合もございますのでご了承ください)
全長 | 2.16m | 継数 | 1 |
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標準自重 | 142g | パワー | ミディアム プラス |
ルアー範囲 | 7~56g(1/4~2oz) | ライン範囲 | 10~20lb |
価格 | 52,000円(税別) |
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- ■ ブランク
- 低レジン中低弾性カーボンを全身に採用したティップ~ベリー~バットに極端な硬さや張りの差が生じないクセのないブランク。小さな負荷にはシャキッとしたシャープな感覚を残しながらも、大きな負荷が掛かるとスムーズかつトルクフルに曲がり込んでいく肉厚レギュラーファストテーパー。
・軽い力でもルアーの重みをロッド全体に乗せたロングキャストが可能。力みすぎによるバックラッシュ等のトラブルや体力の消耗を気にせず釣りに集中できます。
・オカッパリで使用頻度の高いミディアムクラスのルアー全般にベストマッチなバーサタイル系ながら、2オンスクラスのビッグプラグ(ビッグクランク、クローラーベイト等)まで扱える許容範囲の広さを持ち併せます。
・引き抵抗の少ないスイミングジグのティップに掛かる負荷やウィードにタッチする感覚を的確に捉えることで、スイミングジグを狙いのレンジをキープしながら巻いてくることができます。
・スイミングジグがウィードにヒットした際、リールを巻き続けるだけで適度にティップが入り、ジグがストップ~ハングオフ。ロッドがオートマチックな喰わせの間を作ってくれます。
・様々なスイミングジグのアタリ(コツコツコツとついばむようなバイト、リーリング中にフッと軽くなるバイト、思いきり引ったくるバイトなど)をティップ~ベリ~バットへのスムーズなパワー伝達でフッキングまで持ち込みます。
・急激な魚の突っ込みやジャンプに対しても負荷に応じてロッド全体で追従して口切れやラインブレイク、またはラインが弛むことによるバラシを抑制。ブランク全体の復元力で魚を浮かせます。
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- ■ ガイドシステム
- 強度重視のオールステンレスガイド。
・#1~4:ステンレス強化シングルフットフレームSiCリング
ブランクのスムーズなベンドカーブを殺さないため、ティップ~バット手前にシングルフットタイプを積極的に採用。ただし、ラフウォーターでの使用を考慮した強化タイプシングル。
・#5~8:ステンレスダブルフットフレームSiCリング
バットには強度と重量バランスを考慮したステンレスダブルフットタイプを採用。
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- ■ リールシートデザイン
- 巻き物に多用される体高のある丸型ベイトリールをセットしてもパーミングしやすい形状のECSリールシート(17サイズ)。
・しっかり握り込める体高の低さとヘビールアー使用時に力の入れやすいある程度の太さを併せ持ちます。
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- ※リールシートフードのカラー変更について
Bカラー(ブラック仕上げ)が廃版となりましたので、順次ICカラー(I.P.シャイニーグレー仕上げ)へ変更となります。また、カラーによる機能上の違いはございません。
- ※リールシートフードのカラー変更について
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- ■ グリップデザイン
- 肉厚ブランクとの重量バランスを考慮し、あえてセパレートでなくテーパードグリップを採用。
・キャスト時に握り込みやすく手首可動の自由度を妨げないテーパードグリップ。ロングキャストでは力を入れてしっかりと握り込むことができ、アキュラシーキャストでは軽くソフトに握りながら様々な体勢からのキャストにも邪魔になりません。
・ロングキャストの際にダブルハンドで力を込めやすく、リーリング時には邪魔にならずかつしっかりホールドできるベストレングスをフィールドテストで徹底検証。
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- ・ロングキャスト時に握り込みやすく左手の引き付けをフォローするグリップエンド形状。
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- ■ グリップ長
- ■ グリップ長
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- ■ メイド・イン・ジャパン(Made in Japan)
- 本製品は日本製です。
「メイド・イン・ジャパンへのこだわり」についてはコチラ(グランドコブラ 製品開発コンセプト)をご覧ください。
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- ■ 「全国釣竿公正取引協議会」認定製品
- 公正取引委員会及び消費者庁長官の認定を受けた「釣竿の表示に関する公正競争規約」の規定に基づき「全国釣竿公正取引協議会」がその内容及び条件に適合していると認定した証「釣竿公正マーク」を貼付。
※画像はイメージです。
特徴
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- 大西健太 【フェイズ・シャープシューター71M+】大西健太プロデュース!超バーサタイルなスイミングジグスペシャルロッドが登場
- エバーグリーンのバスロッド「フェイズ」シリーズの2019年NEWモデルには2本の琵琶湖プロガイド監修モデルがあります!……
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- 村田直紀 スイミングジグ講座 スイムジグの基礎知識からマニアネタまで!
- 今回はこれからの時期、琵琶湖でどんどんよくなる釣り! そして私が超大好きな釣り!「スイミングジグの釣り」をご紹介させていただきます!……
プロスタッフ インプレッション
※製品の画像は、お使いのモニターにより実際の色調とは異なる場合があります。

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