2022.09.30 (金)

増田哲 チャプター霞ヶ浦 第4戦 優勝! エビパターンの必勝リグ・バスエネミーのバックスライドセッティングがまたしても大活躍!

こんにちは、エバーグリーンフィールドスタッフ増田哲(マスダ アキラ)です。

8/21に開催されたNBCチャプター霞ヶ浦 第4戦に参戦し、第3戦に続いて優勝することができました。

第2戦 準優勝 & 第3戦 優勝時のエビパターンの釣りが今回もハマって、バスエネミー3.5インチのバックスライドセッティングが大活躍!試合当日の魚はすべてこのルアーでキャッチしました!

試合当日、天候は曇りで北東寄りの風が強く吹く予報。

朝一は、前日プラでエビボイルを確認していてバスのバイトも取れていた西浦のシャローエリアへ向かいました。

しかし、風が当たり過ぎて底荒れ状態……バスもエビも確認できなかったので10分ほど釣りをして移動。

次に入った場所は、ジャカゴで風がブロックされているエリア。バンク側をシャワーブローズ777クラッチヒッターDゾーンTG3/8ozで速めに流しながら、バスとエビがいるかどうかチェックしていきました。

流していると、時折エビボイルが起きるもキャストが困難な場所ばかりでアプローチできず……しかし、バスとエビはいるということで引き続き流していきます。

沖側にあるジャカゴもチェックしておこうと思い小移動。その途中にある杭をバスエネミー3.5インチのバックスライドセッティングで撃ちながら向かいます。すると、その杭でバイト! 1,500gのキッカーをキャッチすることができました!

このバスをキャッチしたことで、これはリミットメイクしないともったいない!優勝を狙えるチャンス!

しかし、この1匹だけでは優勝は厳しいので、ここからは小さくても確実にキーパーを取りに行く作戦に。キッカーをキャッチしたエリアは、バスはいるものの決してイージーではないと思ったので移動することにしました。

向かった先は、小規模ではあるもののブッシュやゴロタ石、ジャカゴといった障害物が豊富にあり、5月頃から小さめながらもキーパーをストックしているイメージのエリア。先行者に声をかけて入らせてもらいました。

しかし、期待とは裏腹にノーバイト。移動することにしました。次のエリアも今年エビとバスを多く目撃していて期待のできるエリア。点在するブッシュをバスエネミーバックスライドセッティングで撃っていきます。

オーバーハングしているブッシュがあり、その裏(バンク側)でエビボイルが発生!すかさずバスエネミーを撃ち込み、水面をエビが跳ねるイメージでトゥイッチさせてからフォール、そしてバスが見つけてくれることを願いボトムに付いてから10秒ほどステイ。

すると、ラインがスーっと動きました! 700gほどのバスをキャッチ! リミットメイクまであと1本! この時点で残り時間は3時間くらいあります。

次のエリアは、フラットなハードボトムでバンクにアシや杭、ブッシュ、ゴロタ石などエビが付く要素が多いエリア。あと1本が充分期待できると思い入りました。

アシ際にバスエネミーバックスライドセッティングをキャスト。フォールさせているとエビが水面まで出てきて、それを追って後ろからバスも!

「エビじゃなくてエネミーを食べて~!」と祈ってルアーをリフトさせてアピール。すると、ラインがスーっと動きました! 400gほどですが3本目をキャッチしてリミットメイク!

残り時間と北東の風が強めに吹いていることを考慮して移動はせず、このままこのエリアを釣りきることにしました。

3本目をキャッチした場所から少し流したところに、木の枝が垂れ下がり葉っぱが水に浸かっているブッシュがあり、「下にバスが浮いていないかなぁ~」とバスエネミーバックスライドセッティングを撃ち込むとグッと重くなるバイト!このバスが1,000gほどあり、3本目のバスと入れ替えです。

この時点で残り1時間ほどあったのですが、湖が荒れていて会場に戻るまで時間が掛かることと、ルアーを飲まれてしまったバスもいたので早めに会場に戻ることにしました。

無事に帰着することができ、バスのケアをして検量。フック飲みで20gのペナルティーはあったものの3本3,220gで優勝することができました!

今回キャッチしたバス4本すべてバスエネミー3.5インチバックスライドセッティングでの釣果でした!

他のルアーを使うこともありますが、エビ喰いバスを集中的に狙って釣る時は絶対と言っていいほどバスエネミー3.5インチを使います。

前回レポートさせていただいたチャプター霞ヶ浦の第2戦準優勝、第3戦優勝時もこのワームがあったからこそ良い結果を残せたので、それくらいエビパターンにハマるワームだと実感しています。

バスエネミー3.5インチのバックスライドセッティングやノーシンカーに使用しているタックルは、ロッドはオライオン・ムーンゲイザーにラインはバスザイル・マジックハードR 14lbのセッティング。

霞水系では1日中カバーを撃ち続けることが多々あるのですが、ムーンゲイザーは6フィート9インチという長さがあるにもかかわらず、使用感がかなり軽いのでまったく疲れないですし、そのおかげでキャスト精度を高く維持することができます。

このセッティングでシチュエーションを選ばずあらゆるスポットにも自信を持ってアプローチすることができるので、私的には「このセッティング以外考えられない」というほど使い続けています。

今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。

そして、9/4にチャプター霞ヶ浦の最終戦が開催されました。この試合は結果的にうまく戦略が噛み合わず悔しい結果となりましたが、年間成績は2位で終了することができました。

今年は1度も延期することなく試合を開催していただいた運営のみなさま、参加された選手のみなさま。1年間ありがとうございました!

■タックルデータ
[ロッド]オライオン OCSC-69MH ムーンゲイザー
[ライン]バスザイル・マジックハードR 14lb
[ルアー]バスエネミー 3.5インチ バックスライドセッティング

■関連サイト:JB日本バスプロ協会・NBC日本バスクラブ公式サイト

■増田哲メディア
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バスエネミー3.5インチバックスライドセッティングの作り方

参考までに、私が試合で使用しているセッティングをご紹介します。

フックはデコイ・フリッピンストレート3/0(カツイチ)、ネイルシンカーはバザーズワームシンカーTGネイル1/32oz(ダイワ)を使用しています。
※ストレートフックはズレ防止のためにワームキーパー付きのものを推奨します。
①まずはテールを半分カット。
※ノーシンカーリグなどと異なり、ボディの上下が逆(テールが下向き)でセッティングします。
②ネイルシンカーをボディが丸い面のテール側から3つめのスリットに挿します。頭側に向かって少し斜めに、そしてワームの中にしっかり隠れるように深く埋め込みます。
③ボディの平らな面(ネイルシンカーを挿入した反対側)からフックを刺します。刺し始める位置はテールの付け根とリブが始まる境目から刺していきます。
④フックを貫通させる位置はボディが丸い面のテール側から1つめのスリット辺りに。歪まないように貫通させるのが重要です。
⑤フックアイはボディから抜かずに内部に隠れるようにします。
⑥フックを逆向きにして、ワームキーパーにボディを固定。針先をワームに刺し込んで完成です。
※針先を刺した時にワームができるだけ曲がらないよう注意してください。

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