プラクティスではバスエネミーに好反応。一方、モノにできないショートバイトも確認。

3月の霞ヶ浦のバスは足が速く、ちょっとした状況変化のタイミングで一気に動き出すので、はめるのは非常に難しい季節。例えば同じポイントでも今日はいなくても明日は爆発とか、さっきまでいなかったのに風が吹き出したら一気に差してきたり等……

なので、プラクティスではテンポ良く広範囲をチェック。ステージングポイントからシャローエリアまで探り、結果、数は少ないながら結果が出たのがシャローエリアのカバー攻めでした。

そこで考えたのが、ダブルモーション 2.8インチのフリーリグとコンパクトサイズのカバージグ、カバークリーパー 3.5g（プロト）でした。そして、抑えはもちろんバスエネミーのDパンプキン。

試合当日はショートバイト対策でコンパクトなリグを駆使。すると……

フライトはレギュラー戦初の1番フライト。今期から使用しているチャージャー210エリートにべラード300馬力で狙いのスポットに一番乗りは間違いなし！

吸い込みの良いコンパクトサイズのダブルモーション 2.8インチと、シンカーがワームから離れてフォールし着底後はノーシンカー状態で違和感を与えず吸い込ませることができるフリーリグを組み合わせる戦略が吉と出ました。

ロッドはブルーマイスター7LTS。ロングレングスによるストロークの長さ活かして、フォールでシンカーとワームが離れた分のラインを微妙に張ったりする操作がやりやすいのと、高感度なので離れたワームがシンカーとくっ付く微妙な感覚もわかりやすい！

カバークリーパーは、吸い込みの良い一口サイズながらカバーに遠慮なく撃ち込める強めのフックやガードを採用した、強いスモラバ的な位置付けのラバージグ。昨年9月のW.B.S.オープンで菊元さんにバックシートから捲られた、やられた感アリアリのジグ！なので、プラでは使ってなくても自信を持って実戦投入。

ロッドはファクト67MHST。ルアーのコンパクトさに加えて、ソリッドティップを搭載したこのロッドを選択することで、より違和感なくしっかりと吸い込ませることができました。数少ないバイトをモノにするためには最適なロッドです。

その後は、エレキで動きながら杭を撃っていたところ、ピックアップでバスが追いかけてくるのを確認できたため、少しUターンして距離を取ってパワーポールでボートを固定。

必ずあのバスは戻ってくるはずだと考えて、パートナーと2人で陸っぱり状態で広範囲をサーチ。するとパートナーにヒット。1,100gのナイスバス！

これで、3本トータル4,200gで3位入賞となりました。

［ロッド］ファクト HFAC-67MHST
［ライン］バスザイル・マジックハードR 14lb
［ルアー］カバークリーパー 3.5g（プロト）+ アントライオン 3.3インチ

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