2018.11.22 (木)

蛯原英夫 タフコンディションの霞ヶ浦をバスエネミーで攻略 W.B.S.プロクラシック3度目の優勝!

こんにちは。エバーグリーンプロスタッフの蛯原英夫です。

10月20・21日に茨城県・霞ヶ浦で開催されたW.B.S.プロクラシックに参戦し、優勝することができましたのでレポートさせていただきます。

W.B.S.プロクラシックはシリーズ戦年間順位の上位15名とW.B.S.ジャパンオープン戦の1位と2位のボーターとクラシックのディフェンディングチャンピオンがクオリファイできる試合。

自分の今シーズンのシリーズ戦は年間2位でW.B.S.ジャパンオープン戦も2位。これによって自分は2枠で出場が確定していました。

通算で21回目のクラシック出場で、しかも初参加した年から21回連続!(自慢!笑)

しかし、自分にとってはシリーズ戦年間・ジャパンオープン戦ともに優勝を狙って挑んだだけに悔しいシーズンになっていたことは事実。

「この試合だけは勝ちたい!」と、強い気持ちでクラシックに挑みました。

ですが、プラクティスの感覚的にフィールドはかなりタフ化してきており、リミットメイクすら難しい状況。これは自分だけじゃなく、全体的にかなり難しい様子……「ミスだけは許されない!」と感じました。

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バスエネミーのテキサスリグでキッカーフィッシュ!初日2位の好発進

そして試合初日。

まずファーストポイントに選んだのは、ワカサギにリンクしているデカバス狙いで西浦の流入河川。ここのハードボトムをTGブロー1/2ozとツインテールリンガー4.8インチの1/16ozのネコリグでチェック。

しかし、2つのルアーをローテーションするもノーバイト……

ですが、ここは出ればラッキー的な考えで入った場所なので、落ち着いて次なる目的地へと移動。ロングドライブして東浦のドックへと向かいました。

湖面が北東の風でやや荒れていましたが、そこはさすがのチャージャー210エリート。ガンガン波を切り裂き余裕でポイントへ到着。日が昇ったのでシェードを狙って撃っていきました。

ルアーはダブルモーション2.8インチの5グラムフリーリグ。これをドックの壁にアプローチ。

ドックの壁は比較的水深がありますが、ヘラクレス・エアリーフリップの7フィート5インチというロングレングスを活かしてタイトに落とし込んでいくと、キロアップをキャッチ!

その後移動して、次は同じ東浦のリップラップにベジテーションが絡むポイントへ。

バスエネミー3.5インチの3.5グラムのテキサスリグをアプローチして、「ファッファッ」というスイミングアクションで釣っていきました。

ロッドはベリーに張りがありテクニカルなアクションを付けやすく、それでいてソリッドティップ搭載によりショートバイトでも違和感を与えず、深くバイトさせることが可能なファクトHFAC-67MHSTを使用しました。

そして、立て続けに2本追加!

2本目は推定900g、3本目は1,450gのキッカーフィッシュをキャッチすることができました!

その後、ドック周りをダブルモーションのフリーリグで撃っていくとミスバイト!すかさず、フォローでツインテールリンガーのネコリグを投入すると貴重な4本目をキャッチ!


ロッドはネコリグを違和感なく喰い込ませるために、ミディアムライトアクションのヘラクレス・エアレギウスLTSを選択しました。

4本目をキャッチしたところで初日が終了。ミス無しの4本・3,815gで暫定2位で折り返し。トップとの差はわずか70g。


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土壇場での優勝決定フィッシュもバスエネミー!

そして試合2日目。

初日よりも霞ヶ浦は荒れ模様でしたが、チャージャー210エリートの威力を発揮して東岸を余裕の爆走!

2日目は初日の朝ハズした西浦の流入河川を諦めて、その分、気になるポイントに時間を使う事にしました。

「何となくここか!」的な勘で入った本湖東岸の水門をツインテールリンガーのネコリグで撃っていくと、1本目の貴重なキーパーをキャッチ!推定700gをゲット!野生の勘が的中しました。

その後は、初日と同じ感じのポイントをローテーションで回るも、初日よりバイトが少ない……

我慢の時間が続きましたが、自分の決めことをブレずにやり切る覚悟でいたので、バイトが無くても焦らず丁寧に釣っていきました。

そして、前日良かった東浦のリップラップとベジテーションが絡むポイントをバスエネミー3.5インチの3.5グラムテキサスリグで撃つと800g。2本目のナイスキーパーをキャッチ!

そして終了時間が迫り、最後に選んだポイントは石積に杭が絡む場所。ここは出たらデカイですが魚の数がものすごく少なく、しかも初日はノーバイト……

ここに勝負を賭けました!

しかし、撃つこと1時間、やはりバイトが無い……

ですが、ここで最後と思える所まで流してきたスポットで、バスエネミー3.5インチのテキサスリグにミスバイト!

すかさず、パワーポールでボートをステイさせ、ワームのカラーをチェンジ。そして杭の向こう側にキャスト!

ファクトHFAC-67MHSTを使い、ロッドワークで杭をかすめるように「ファッファッ」とスイミングさせてゴリなどのベイトを演出すると……バイト!口を使わせることに成功し1,300gのキッカーフィッシュをキャッチ!

キャッチした瞬間、思わず本気で吼えました!(笑)

結果は3本・2,715g。2日間のトータルウエイト6,530gで優勝!なんと言っても最後の最後と思った杭でミスバイトしたバスを仕留められたのが決め手でした。

全てのタイトルを狙って挑んだ今シーズン。シリーズ戦年間・W.B.S.ジャパンオープン戦ともに2位だったので、クラシックだけは絶対に決めたかったので最高です!

今回で自身3度目のクラシック制覇。

これも信頼できるタックルや戦略通りに自分を安心してポイントまで運んでくれるボート・チャージャー210エリート。そして、いつも応援してくださるファンの皆様や仲間達、家族の支えのおかげです。心より感謝いたします!

また、来シーズンもタイトルを狙って頑張りますので応援、よろしくお願いいたします。

ありがとうございましたー!

■タックルデータ
[ロッド]ヘラクレス HCSC-75H エアリーフリップ
[ライン]バスザイル・マジックハードR 16lb
[ルアー]ダブルモーション2.8インチ 5グラムフリーリグ

[ロッド]ヘラクレス HCSC-66ML-LTS  エアレギウスLTS
[ライン]バスザイル・マジックハードR 10lb
[ルアー]ツインテールリンガー 1/32ozネコリグ

[ロッド]ファクト HFAC-67MHST
[ライン]バスザイル・マジックハードR 14lb
[ルアー]バスエネミー3.5インチ 3.5グラムテキサスリグ

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