2012.01.06 (金)

大西健太、今が旬!! コンバットクランク400&480

明けましておめでとうございます!エバーグリーンプロスタッフ、琵琶湖OKガイドサービスの大西健太です。
今年1発目の原稿ということで、今が旬のディープクランクパターンを紹介します!

この時期の琵琶湖でメインパターンとなっているディープクランクゲーム。コンバットクランク480に加え、コンバットクランク400の登場で、より細かくレンジ別クランクゲームができるようになりました!

秋~冬 にかけてのディープクランクゲーム、昨年は11月頃から4mレンジに残るカナダ藻エリアでコンバットクランク400で釣れ始め、12月に入ってからはさら に深いレンジを探れるコンバットクランク480の出番も多くなりました。そして、60up含む50後半クラス~40upまで良く釣れていました☆

基本的な使い方は、残っているウィードに当ててそのウィードを外して喰わせるというもの。

そこで、ウィードトップの水深に合わせてコンバットクランク400コンバットクランク480を使い分けます。もちろんウィードから外れる時にバイトすることが多いので、その「外し方」が非常に重要になってきます。



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■ リアクションと喰わせでウィードの外し方を使い分ける

僕は状況に応じて2つのパターンの外し方を実践しています。

① リールで外す

この外し方は去年も紹介させてもらったソフトハングオフというテクニックですが、ウィードに当たったらリールのリトリーブスピードを遅くして、ウィードにクランクが刺さらないようにウィードトップをかすめながら巻いていくというものです。

まだ水温が下がりきっていない11月や12月中などはこの使い方で食ってくることが多く、特にコンバットクランクシリーズはこの使い方では、他のどのクランクよりも最も使いやすく結果が出ていました。

※ソフトハングオフの解説はコチラ⇒ 『コンバットクランク、アフター狙いで爆発!』

② ロッドで外す
この外し方は、ウィードにクランクが当たったら、「瞬時に」ロッドを縦にアオってウィードを切っていくというものです。とはいえ、ウィードを切るためのロッドアクションについてどうこう言う前に、ここでもまずリールの方に意識を集中することが大切です。

なぜなら、ウィードに当たったときに少しでもリールを巻いてしまうと、クランクがウィードに深く刺さって、いくら激しくアオってもウィードが切れなくなってしまうからです。

なので、しっかり集中してウィードへのコンタクトを感じて、その瞬間にリーリングをストップすること。これさえできれば後は断然切りやすくなるので、「上手くウィードが切れないな~」と感じている方は、ぜひ意識してみてください。

水温が下がりきるウインターシーズンの1~2月や、その他の時期でもタフって口を使いづらい状況では、こういったリアクション効果が高いアクションにしか反応しない時がよくあります。


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■ ウィードの種類で外し方を使い分ける

喰わせとリアクションでウィードの外し方を使い分けるのはよくあると思いますが、もう1つ大切なのが、狙うウィードの種類によってこの2つの外し方を使い分けるということです。つまり、ウィードの種類によって釣り方が変わってくるということです。

・カナダモやマツモなど、しっかりとした茎を持ち、葉の部分が小さいウィードを狙うとき⇒リールで外す
こういったウィードは茎や葉に張りがあるので、クランクが当たったとき、適切な巻き方をしてやれば「プルンッ」と抜けてくれるので分かりやすいと思います。

・ササバモやエビモなど茎よりも葉の部分が大きくて、縦に生えるウィードに対して⇒ロッドで外す
こういったウィードは茎より柔らかい葉の部分にクランクが当たるので、①の外し方ではそのままウィードごと「グニャー」と倒れてしまって、「プルンッ」とは取れてくれないことが多いからです。

ただこれはあくまで基本で、2パターンの外し方を状況に応じて釣り分けていくことが大事ですね!

喰わせ、リアクションの他に、ウィードの種類によって
外し方の使い分けができればさらに釣果アップ!

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■ 対ウィード 琵琶湖ディープクランキング・タックルセレクト

【ロッド】
コンバットクランク400には
ヘラクレス・EGスイミング

コンバットクランク480にはヘラクレス・ブルーマイスター7を使用しています。

どちら にしてもクランクがウィードに当たった瞬間に外さないといけないので、ウィードを切ってこれる張りとパワーがあり、なおかつバイトを弾かないティップを合 わせもったロッドがベストです。それに7~7フィート2インチぐらいの長さは、ロングキャスト性能とウィードを切ったりする操作性の両面から考えても非常 に使いやすい長さなのでオススメです!

【ライン】
12月中旬頃までは
バスザイル・マジックハードRの14lbを使用していましたが、ウィードの量も少なくなってきたこれからの時期は、より深いレンジまでクランクを潜らせていく必要があるので12lbがメインになってきますね。

こんな感じで釣っていけば、これからの時期の貴重な1本を手にするチャンスが増えると思いますので実践してみて下さい。皆様、本年もよろしくお願いいたします☆

P.S.
前回紹介したスーパースレッジ&ウルトラスレッジの釣りでもガンガン釣れてます♪真冬な・の・に♪w デカバスも出ているのでコンバットクランクとの使い分けで、この冬楽しんで下さい☆OK☆

もっと詳しく知りたい方はガイドまで遊びに来て下さ~い♪♪w

■タックルデータ
【コンバットクランク400用】
ロッド:
ヘラクレス HCSC-72MH EGスイミング
ライン:バスザイル・マジックハードR 12~14lb
ルアー:コンバットクランク400

【コンバットクランク480用】
ロッド:
ヘラクレス HCSC-70MH ブルーマイスター7
ライン:バスザイル・マジックハードR 12~14lb
ルアー:コンバットクランク480

■関連動画
【 佐藤信治 琵琶湖×入鹿池編 】

大西健太の琵琶湖ガイド「OKガイドサービス」
スケジュール確認、ご予約はオフィシャルウェブサイト
http://ok-kenta.com/
釣果情報は「OK Life☆Fishing Diary」
http://ameblo.jp/kenta-bass1091/


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