2017.12.07 (木)

沖田護 利根川TBCクラシック優勝 ルアーの使い分けが効いた2017ラストゲーム!

こんにちは! エバーグリーンプロスタッフの沖田護です。

11月5日、利根川で開催されたTBCクラシックで優勝することができましたので、レポートさせていただきます!

ブラクティス

まず試合前の状況ですが、2週連続の台風により大増水&激濁りという状況が続き、開催すら危ぶまれる感じで、まともにフィールドに出られたのは試合2日前から。

シーズン通して利根川に出撃していますが、台風の影響で例年のパターンや「ココなら釣れる!」的な要素がすべてリセット。水温も下がり、イチからバスを探す作業へ……

こうなると巻き物で素早くサーチするのが一番。そこで、まずはラウドバズで少しでも流れの影響を受けにくいワンドなどを探っていくことに。

しかし、なぜか釣れるのはシーバスばかり……

次に、ワンドの中でもまだ少し水がクリアだった岸際を狙い、さらにレンジを一段下げてDゾーン 3/8ozタンデムウィローにチェンジすると……バスがチェイス! バイトには至りませんでしたが、反応してくれる魚が居たことに喜びを感じました。そもそも反応すらしてくれなそうな状況だったので(笑)

そこで、引き続き同じスポットを同じくDゾーンで探っていくと、シーバスの猛攻にあいながらも、ついにバスをキャッチ。「シーバスが居るということはエサも居るということで、他に比べて状況が良いのでは?」と思い、似たようなエリア(シーバスが居そうなエリア)をDゾーンで転々と探っていくと、狙い通りシーバス混じりではありながらもバスも釣れます。

濁りに有効なキャスティングジグやダブルモーションのチェリーリグなど撃ちモノも試しましたが、なぜか反応が得られませんでした。

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試合

そして試合当日。

朝一は、プラクティスのときと比べて流れが弱めだったので、まずは上流へ向かいました。ファーストキャストは、僕が利根川でキャストするクランクベイトの7割以上を占める、自信のワイルドハンチ

しかし、時間が経つにつれ流れが強くなりはじめ、ボートをステイするのがやっとの状態に。さらに、濁りもキツくなってきたので、より波動の強いコンバットクランク120にルアーチェンジ。

これがアタリ、数キャスト目でナイスフィッシュをキャッチ! ロッドは軽量なリグやプラグをスポットへバシバシ入れることができるヘラクレス・メタルウィップ65MLプラス

その後はあまりにも流れが強くなったので、このエリアから移動することに。プラクティスで反応があった、流れを避けられるワンドや水門系の岸際の水がクリアなスポットを中心にDゾーンを投入していくと……

狙い通り、シーバス、シーバスと続いたあとにバス! 次のスポットでも同じようにシーバスのあとにバス!

Dゾーン3/8ozにはフェイズ・ウォリアー66Mをチョイス。このロッドを使うと、メタルウィップより1ランク重いルアーをバシバシとスポットへ入れることができます。


ラスト、岸際にも濁りがまわりキツくなってきたので、波動の強いコンバットクランク120に持ち替え……バンク側をタイトに巻いてイッパツ追加! そして終了間際に岸際着水直後のビックリバイトがあったのですが、モノにできず試合終了の時間となりました。

リミットを揃えられず悔しい思いで帰着しましたが、他の選手も厳しかったらしく4本3,521gで優勝することができました。

今回の試合は、状況によってルアーを使い分ける大切さを再確認できる試合でした。みなさんも、波動の違い等でルアーを使い分けて、よりたくさんの魚に出会ってくださいね!

最後まで読んでくれてありがとうございます。今回の優勝も本当に、応援してくれるみなさまのおかげです。ありがとうございました!

■タックルデータ
[ロッド]ヘラクレス HCSC-65ML+PLUS メタルウィップ
[ライン]ナイロン 17lb
[ルアー]コンバットクランク120

[ロッド]フェイズ PCSC-66M ウォリアー
[ライン]フロロカーボン 14lb
[ルアー]Dゾーン 3/8ozタンデムウィロー

■関連サイト:TonegawaBassClub

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