2010.04.09 (金)

コンバットクランク320、池原ダムで爆釣!

今春、池原ダムにおいて驚異的な釣果をたたき出しているコンバットクランク320
「中層の高速巻き」「スローなボトムノック」という対照的な使い方を伊地知伸一(イジチ シンイチ)、島田一也が紹介します。

■「中層の高速巻き」編

冷たい雨が降り続き、前日より70cm増水した池原ダム。約3時間という短い実釣時間のなかで手にしたバスは、50cmを筆頭に4348cmを合計6本。

ルアーはすべて、この春池原ですごい釣果をたたき出しているコンバットクランク320。備後筋の立木群の中層を高速巻きで攻めた結果です。

クランクベイトで立木狙いというと、ルアーを無理やり立木の隙間にねじ込んだり、無理やり立木にコンタクトさせてリアクションで食わせたりという、むずかしいことを想像される方が多いと思います。しかし私のやり方は簡単で、そんなにむずかしいことは必要ありません。

まず、立木と立木の間にルアーを通すスペースがある、自分がキャストしやすい位置にボートポジションを取ります。わざわざむずかしいコースに投げてキャストミスするくらいなら、自分の技術で確実にキャストできるコースに投げるようにした方が釣果につながると思います。

それが可能なのも、何にも当てずに巻くだけでバスを食わせる力を持つコンバットクランク320があればこそ。無理やり立木に当てるより、コンバットクランク320のバスを寄せて食わせる力を信じて、丁寧にトレースコースを読みリトリーブしてやります。

ただ、池原ダムのようなクリアウォーターで中層を引く場合は、高速でリトリーブした方がバスに見切られにくいので、より効果的だと思います。

あとは、高速でコンタクトすると、どうしても根掛かってしまうことがあるので、リトリーブ中にラインが枝に触れる感触があったら、そこで一瞬リトリーブをストップしてルアーを少し浮かせてリトリーブ、という感じで立木をかわしていくだけです。

この方法でコンバットクランク320を立木群に投げ続けましたが、ルアーのロストゼロでこの釣果!コンバットクランク320は、私の池原ダム攻略に無くてはならないルアーといえます。


■アングラー
伊地知伸一

■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSC-77MH ストライクマスター77
ライン:バスザイル・マジックハードR 14lb
ルアー:コンバットクランク320(#19 プリスポーンダイナマイト)


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■「スローなボトムノック」編

その日、狙いの備後筋バックウォーターは3日前からの雨の影響で濁った状態でした。

通常、無類のクリアレイクである池原 ダムが濁ったときには、バスの姿を隠してしまう濁りのカーテンによって、クリアに慣れたベイトフィッシュが不用意にショアラインをウロウロすることが多い のです。濁りは、カーテンの裏で待ち構えることで、バスにとっては格好のハンティングゾーンとなるのです。

ショアラインを確認するとボトムが見えるのは水深2m程のところまで。そこで、水深2~2.5m辺りにカーテンがあると判断し、まずコンバットクランク320をチョイス。濁りのカーテン周辺のボトムを確実に狙うために、狙うレンジより潜るコンバットクランク320を選択しました。

コンバットクランク320がボトムに到達したら、できるだけスローに丁寧に、バスに気づかせる様にゴリゴリとノックしながら誘います。そして3投目、ボトムをゴリゴリ叩いていると本日初ヒット!バイトと同時に絞り込むファイト!50cmジャストのブリブリのナイスバス!!

この後、同じエリアで4551cmを5本、短時間でゲット!完璧なパターン。

この後、同じようなシチエーションで色々なルアーを試しましたが、今回の激ハマリはコンバットクランク320でした。今回の様なことは、雨上がりの池原ではよく有るパターンなのでぜひ覚えておいてください。

最終的に1日で20本以上という釣果でしたが、コンバットクランク320オンリーで押し通せば・・・50本も夢ではなかったかも知れません!

■アングラー
島田一也

■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSC-66M フォースグランディス
ライン:バスザイル・マジックハードR 14lb
ルアー:コンバットクランク320(#19 プリスポーンダイナマイト)


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リザーバーでのクランキングをぜひ試してみてください。

クリアでの「中層の高速巻き」、濁りでの「スローなボトムノック」
この2人の使い方を参考に、みなさんもリザーバーでのクランキングをぜひ試してみてください。


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