2022.12.23 (金)

増田哲 NBCチャンピオンシップ東日本決勝大会 キッカーバグファットベイビー&ダブルモーションのカバー撃ちで制覇!

こんにちは。エバーグリーンフィールドスタッフ増田哲(マスダ アキラ)です。

11/13に茨城県・北浦で開催されたNBCチャンピオンシップ東日本決勝大会に参加し、優勝することができました。

この大会は10月に優勝したNBCチャプター関東Aブロックを含め、東日本で5ブロックで開催された大会を勝ち抜いた選手のみが参戦できる、東日本チャプター最高峰の大会です。

ホームの霞ヶ浦ではなく北浦での開催でしたが、自分の得意なカバー撃ちをやり切っての優勝!今回の試合はキッカーバグファットベイビー3.3インチ&ダブルモーション3.6インチのテキサスリグが大活躍してくれました。

プラクティスから試合当日の模様をレポートします。

 

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プラクティス

まずは11/3の最初のプラクティス。

霞ヶ浦のマリーナから出船し、とりあえず3年ぶりの北浦に行ってみることからスタート。試合のスタート地点となる潮来マリーナまで行って、その近場をチェックしたいと思い、水原エリアに入りました。

リップラップがあり、そのインサイドに水ヒマワリが群生しているのがとても気になったので、キッカーバグファットベイビーの5gテキサスリグでチェック。すると1,200gほどのグッドサイズをキャッチ!

その後、マリーナに向けて戻りながら外浪逆浦、北利根川をチェックするも何もなく終了しました。

そして3日後の11/6。この日は霞ヶ浦で53UPとJBAに参加したため北浦には行かず、霞ヶ浦の水ヒマワリでタックルセッティングの確認と、水ヒマワリに対してシンカーはどれくらいの重さであれば撃ち込めるのかなどをチェック。

結果的に10.5gのテキサスリグであればカバーが濃い部分でもバッチリ撃ち込めるのが分かったので、対水ヒマワリのメインタックルはオライオン・ブラックローズバスザイル・マジックハードR20lb、ワームはキッカーバグファットベイビーに決定。実際に霞ヶ浦の水ヒマワリでもバスをキャッチすることができました。

そして最後のプラクティスは11/12の試合前日。当日に釣りをするであろうエリアをチェックしていきました。

朝イチは水原エリアの水ヒマワリをチェックするとすぐに釣れてくれたのでOK! 続いて気になっていた蔵川ワンドに移動。

蔵川河口のアシをダブルモーション3.6インチの5gテキサスリグで撃っていくと1本キャッチ。ここもOK!

さらに移動し、山田ワンドへ行きましたがここは不発。最後に水原のリップラップの外側にバスが入っているのか?そして釣り方はあるのか?ということをチェックしましたがノーバイト。ここでプラクティスは終了。釣りは半日だけにして翌日の準備をすることにしました。

プラクティスでバスをキャッチした場所はいずれも水面に植物が覆い被さっている場所。メインに釣るのは水原エリアの水ヒマワリと蔵川河口の2か所にしました。

水ヒマワリに対しては10.5gテキサスリグに、ワームは水ヒマワリに対して比較的につるんと入ってくれるキッカーバグファットベイビーを。アシやブッシュに対しては5gテキサスリグに、ワームは自信のあるダブルモーション3.6インチという2本立てに決めて翌日に備えました。


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試合当日

フライトは13番フライト。前の選手がどちらに向かうか確認しつつ、水原エリアのどこかに入れることを願ってスタート。

1番手前側のリップラップが空いていたので早速そこから釣り開始。やはり人気エリアだったようで、後続の他の選手も次々に水原エリアに入ってきました。

ますは、目の前にある水ヒマワリからキッカーバグファットベイビーのテキサスリグを撃ち込んでいきます。すると、開始15分ほどで1本目をキャッチ。700gほどのナイスキーパー! そしてその30分後くらいに2本目600g!

小一時間位で2本キャッチ。幸先良くスタートできました。

その後、他の選手が多くて流しながら釣りをするのがなかなか難しくなってきたので、前日プラクティスで釣れた蔵川ワンドに移動。

先行者がいましたが、自分がやりたい場所と反対方向へ流していったので、少し離れた所から蔵川河口に向かって流すことにしました。

すると、前日に釣れた場所の手前に、ブッシュに草が覆い被さったナイスな場所を発見! 1番奥の影になる部分にダブルモーションのテキサスリグを入れると……グッと抑えこんでくれました。1,200gほどのグッドサイズでリミットメイク! 来て良かった~とかなりホッとしました。

あとは入れ替えるバスをどこで頑張って釣ろうか?と、考えながら引き続き流していきました。

考えた結果、残り時間は水原エリアに戻り、もっと水ヒマワリを細かく丁寧に撃つ作戦にして移動することにしました。

水原エリアに到着するも、依然として人は多い……とにかく入れる場所に入っては撃ってを繰り返していきました。

すると、残り時間30分というところで、撃ち込んだラインがスーっと水ヒマワリに吸い込まれていきます。バッチリとフッキングが決まり慌てないようにハンドランディング。1,000gほどのナイスサイズをキャッチして朝に釣った600gと入れ替え! ルアーはキッカーバグファットベイビーのテキサスリグです。

ここで残り時間もあとわずかで、撃つ場所もなくなりタイムアップ。帰着に向かいます。

やれることはやったし、これで負けても悔いはないと思える良い試合展開ができました。結果3本2,910gで優勝! 本当に嬉しかったです!

ロッドは、水ヒマワリ撃ちではオライオン・ブラックローズ、アシやブッシュ撃ちではスターゲイザーが大活躍。バスエネミー3.5インチのバックスライドセッティングで使用しているムーンゲイザーも合わせて、カバー撃ちではこの3本に本当にお世話になりっぱなし。霞ヶ浦水系のカバー撃ちには最適な3本だと思っています!

ワームは、水ヒマワリのような複雑なカバーでも上手くすり抜けてくれるキッカーバグファットベイビー3.3インチが今回のキーアイテム。太目の2/0オフセットフックとの相性もバッチリで、不安なくフッキングすることができました。

そして自分にはなくてはならない絶対的自信のダブルモーション3.6インチ。今回はアシやブッシュなどのカバーに撃ち込んで誘い、そこから出してスイミングさせるという使い方をしていました。

結果的に今回キャッチした魚はフォールで喰ってきましたが、かなり有効な使い方なのでぜひ試してみてください。

カラーは共に私的に神カラーと思っているグリパンブルー/チャート(#122)を使いました。もはや鉄板です!

今回の大会開催にあたって準備、運営にあたってくださいましたNBC東日本の各ブロックのスタッフのみなさま、会場設営場所を提供してくださった潮来マリーナ様、最後に、いつも手厚いサポートをしていただいておりますみなさまのおかげで、今期最後の公式戦を最高の結果で終えることができました。

ありがとうございました!

■タックルデータ
[ロッド]オライオン OCSC-71H+ ブラックローズ
[ライン]バスザイル・マジックハードR 20lb
[ルアー]キッカーバグ ファットベイビー3.3インチ(10.5gテキサスリグ)
[シンカー]E.G.タングステンバレットシンカー

[ロッド]オライオン OCSC-69H スターゲイザー
[ライン]バスザイル・マジックハードR 16lb
[ルアー]ダブルモーション 3.6インチ(5gテキサスリグ)
[シンカー]E.G.タングステンバレットシンカー

■関連サイト:JB日本バスプロ協会・NBC日本バスクラブ公式サイト

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