プリスポーン、低水温期のフラットサイドクランクベイトで好感触のプラクティス

2018年バスマスターエリート初戦のレイクマーチンは初めて釣りをするレイクだった。プラクティスは直前の公式練習のみ。

事前に地図を見ている限り、湖の規模はそんなに大きくないが複数のアームがあり、さらに湖岸線がギザギザしているので、全体を見ようと思ったらかなりの時間を要するなぁという感じ。さらに、ラージマウスだけでなく、ディープを回遊する習性を持つスポッテッドバスも生息するため、練習、試合共に時間の使い方が大切になる試合だった。

時期的にはプリスポーンだが、水温は約10度とまだ低かったため、低水温期に効果的なフラットサイドタイプのフラットフォースをキャスト。そして、開始10分もしないうちに、このレイクではナイスサイズとなる2ポンド半のラージマウスをフラットフォースでキャッチ。

「やはり低水温のリアクションクランキングか！」とそのままバンクを流していってもう1本同サイズをキャッチ。

これでクランキングが効くことはある程度わかったので、次にレイダウンにラバージグを入れてみると……IRジグ 3/8ozでまずまずのサイズをキャッチできた。

その後もIRジグで何本か獲って、シャローバンクのクランキングとカバーのジグ撃ちに良い感触を得て公式練習初日を終えた。

公式練習2日目はディープのスポッツを見に行きドロップショットで3本獲ったものの、サイズは2ポンド弱とラージマウスより伸びなかった。

さらに、3日目はシャローのラージマウスパターンを煮詰めに行って、フラットフォースで3ポンドオーバーを含めて5～6本釣れたことからも、シャローバンクのクランキングをメインに、ディープのスポッツパターンを抑えに戦うことにした。

追い詰められた状況の中、得意のシャロークランキングで追い上げを見せるも……

試合初日、気温が低下し無茶苦茶寒い中、まずはシャロークランキングで勝負。プラクティスで好調だったフラットフォースを投げていき、10時までにはリミットメイク。ただ、予想よりサイズが伸びない。

ディープをドロップショットで攻め、良いサイズは出なかったものの、2本入れ替えて少しだけウエイトを上げることができた。が結果、トータル9ポンド3オンスで80位と苦戦。