2019.04.19 (金)

小田島悟 W.B.S.第1戦 霞ヶ浦 春の激渋コンディションをボウワーム5インチで攻略し準優勝!

みなさんこんにちは。エバーグリーンプロスタッフの小田島悟です。

3月24日に茨城県・霞ヶ浦で開催されたW.B.Sプロトーナメント第1戦で準優勝することができましたのでレポートをさせていただきます。

寒暖差が激しかったプラクティス期間 攻略の糸口は本湖ではなく流入河川。

今期もW.B.S.、JBのダブルエントリー。3月から開幕戦に向けプラクティスに入っていきました。

今年は例年よりも暖かい日が多く、水温もそれなりに上昇していましたが、バスの動きは鈍くシャローを目指す個体は少なく感じました。

かろうじて魚に触れたのは、セカンダリーポイントとなる霞ヶ浦本湖の石積エリアでのサイドステップのジャークベイトパターンと冷たい北西風を避けたエリアでのシャロー撃ち。

しかし、前週に開催されたJB戦では、この2本立てで挑みましたが見事に玉砕しました。

そのJB戦後、春一番が吹き一気に気温上昇。シャローへの期待が高まりましたが、全く感じられず……しかし、それまで入っていなかった流入河川上流域へ行ってみると、霞ヶ浦本湖と比べて水温が2~3℃高い!

その日は風が強かったのでロッドを握らず終了しましたが、プラス要素を確信しました。

そして、本番前の前日プラクティス。昨日までの温もりは無く天候は雨。最高気温は7度。まずは、やはり気になる霞ヶ浦本湖からチェックしていきました。

しかし、依然として反応が無く、次にスタート地点近郊の流入河川、桜川へ移動。ダブルモーションの5gテキサスリグでゴミ溜りを撃っていくと早々にキロフィッシュをキャッチ!

その後も要所を撃ちながら上流へ上がっていくと、水温は上がっていきますが、反応は無く……次の流入河川、花室川へ。

ここでも要所を巻いたり撃ったりしていくと、沈み物をDゾーン3/8oz、ハードボトムをバンクシャッドで1本ずつキャッチして前日プラクティスを終えました。


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トーナメント当日 流入河川に的を絞り、ボウワーム5インチで攻略

前日の雨は止み晴天になりましたが、気温0度の冷え込み。スタート時は風も無く穏やかでしたが、次第に西の強風になる予報でした。

フライトは5番目。スタートして迷わず前日2本釣った花室川へ。

バッティングなく1番で入ることができ、下流域の本命エリアをサクッとシャッドで流すも反応が無く……後続のボートも上がって来ないようだったので、前日に上がらなかった上流を目指してみましたが、上がると思っていた水温はグングンと下がっていきました……

仕方なく移動することにして1時間半のロスがありましたが、再び下流の本命エリアへ。

再度シャッドで流すも、水温は前日よりも2℃ほど低下しているせいか反応が無く、ボウワーム5インチの1.5gネコリグにチェンジ。

「アレ? 軽い、シンカーが飛んでるな~」と思いつつも3投目にグッと押さえ込むバイト!1本目はキロフィッシュ!

ワームをセットし直し、再び1.5gネイルシンカーを挿入したネコリグでアプローチ。その2投目のピックアップ直前、中層でのバイト!喰いが浅く惜しくもバラしてしまいましたが「もしかして、軽い方が良いのか?」と思い、ネイルシンカーを1.5gから0.9gへ変更。

再度流していくと、今回キッカーとなった1,690gをキャッチ!

この調子で!と、思った矢先に風が強くなり始め、釣りづらい状況に……

それでも何度も入り直し、ノーシンカーワッキーにしたりワームやカラーを変えてみましたがタイムアップ。2本2,750gでウエイインしました。

半数のチームがノーフィッシュ、リミットメイクはゼロというかなり厳しい試合だったので、開幕戦準優勝する事ができました。

試合を終えて、結果的に2本目のバラシが悔やまれる開幕戦でしたが、もし2本目がキャッチできていたら……と思いつつも、バラしたことがヒントになり3本目のキッカーフィッシュに繋げてくれました!

次戦W.B.S.プロトーナメントは4月の北浦戦。頑張りますので応援よろしくお願いします!

■タックルデータ
[ロッド]ファクト HFAC-66MST
[ライン]バスザイル・マジックハードR 8lb
[ルアー]ボウワーム5インチ 0.9gネコリグ・ノーシンカーワッキーリグ

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