2021.09.07 (火)

追悼 小田島悟プロを偲んで

エバーグリーンプロスタッフ小田島悟プロが2021年8月31日に52歳で永眠いたしました。

タフコンディション下での繊細な撃ちの釣りを得意とし、霞ケ浦水系では無類の強さを発揮する勝負師・小田島選手は、WBSアングラーオブザイヤー3回獲得、WBSクラシック優勝、バサーオールスタークラシック出場等、輝かしい実績をおさめ続けてきました。

さらに、WBSのベテラン選手としての地位に安住することなく、ここ数年はJB、NBCのトーナメントへも活動の場を広げ、さらなる飛躍を目指してチャレンジを続けておりました。

しかし、2019WBSアングラーズオブザイヤーを獲得した翌年、2020年シーズンのWBSレギュラートーナメントを病気の治療のため休場することを決断。そして、2020年秋のWBSジャパンオープンに参戦を果たし、その後も霞ケ浦でのJBAトーナメントに出場する等、WBS 2021年シーズン初戦からの復帰を目指し調整を続けていましたが、緊急事態宣言の発令によりWBSトーナメントが相次いで中止に……「次こそは試合の舞台に立つ」と復活を目指していた矢先の悲報となってしまいました。

ここに、ご生前の多大なるご貢献に感謝しますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。

また、彼の愛したバスフィッシングを、今後もぜひ多くの皆様に楽しんでいただけますと幸いです。


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小田島悟 主な戦歴

・2011 W.B.S.クラシック/優勝
・2013 W.B.S.第1戦・霞ヶ浦/優勝
・2013 W.B.S.第3戦 北浦/優勝
・2013 W.B.S.アングラーオブザイヤー獲得
・2015 W.B.S.第1戦 霞ヶ浦/優勝
・2015 W.B.S.第2戦 霞ヶ浦/優勝
・2015 W.B.S.アングラーオブザイヤー獲得
・2018 W.B.S.第2戦 北浦/優勝
・2019 W.B.S.第1戦 霞ヶ浦/準優勝
・2019 W.B.S.第4戦/準優勝
・2019 W.B.S.クラシック/準優勝
・2019 W.B.S.アングラーオブザイヤー獲得

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小田島悟 フォトギャラリー

2014年フィッシングショーに集まったエバーグリーン関東プロチームメンバーと。
通い慣れた霞ケ浦だが、今日はどんなドラマが待ち受けているのだろうか?
トーナメントオフシーズンも湖に浮かび地道に練習を積み重ねる。
バスを探して爆走しながらも……
丁寧なロッドさばきでタフなバスに口を使わせる。
シーズンオフにも足しげく霞ケ浦に釣行。フェイスで真冬のグッドコンディションをキャッチ。
真冬の霞ヶ浦でブッシュカバーから筋肉モリモリの1500オーバーを引きずり出した。
2018年WBS第2戦北浦。緊張のスタート前。
グッドフィッシュを持ち込み会場を沸かせた。
優勝が決まった瞬間、協力して戦ったパートナーと固い握手を交わす。
キロフィッシュを連発、優勝の立役者はバスエネミー3.5インチのテキサスリグ。
2019年真夏のJB霞ケ浦戦でもお立ち台、5位入賞。
2019年シーズンの総決算、WBSクラシックがスタート。
2019年WBSクラシックでのキッカーフィッシュ。
初日3位から順位を上げての準優勝に笑みがこぼれる。
AOYを獲得した2019年、クラシックを制したのはライバルであり大親友の蛯原英夫プロ。
2020年フィッシングショーではAOYトロフィーと小田島プロのメインタックルを展示。
釣りフェスティバル2020、エバーグリーンブースで蛯原プロとのセミナー風景。お題は得意の霞ケ浦攻略法?
大盛況のフィッシングショーOSAKA2020、エバーグリーンブースにプロスタッフが大集合。
緊張と興奮が交錯するトーナメントスタート前。
今日もいつものようにバスを求めて走り出す……

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