2011.08.02 (火)

大西流・3種+αのサーフェイスルアー使用法

みなさんこんにちは!エバーグリーンプロスタッフ、琵琶湖OKガイドサービスの大西健太です!
今年も好調なサーフェイス展開。「今ってもう梅雨も明けたしトップにはなかなか出ないんじゃ?」って思われる方もいらっしゃると思いますが、実はまだまだ釣れます!

■ その①:ワンズバグ

今年は梅雨入りが早く天候が崩れる日が多かったので、以前のレポート動画でも紹介したロイヤルフラッシュJr.が大活躍。しかし、毎年この時期活躍してくれているルアー、ワンズバグも、実は大活躍してくれています! 

5月の時点では満水も満水のフル満水状態。6月に入って水位が徐々に落ち始め、7月に入るとそれまで見えなかったウィードが一気に水面上まで出てきたため、急にマットが出来始めたのです。

そんな場所を狙うときには、潜るルアーだとすぐに引っ掛かって釣りにならない。そこで、移動距離を抑えて1か所でアクションができるワンズバグが効果的になってくるというわけです!

狙いどころはウィードの隙間。狭い範囲でも、しっかりアクションをつければバスは下から飛び出してきます。そのアクションとは、僕が前々からずっと紹介している釣り方で1回ダイブさせながら深いポップ音を出す、ワンダイブアクションです!(今年もか!笑)

このアクションでワンズバグを使うと本当、おもしろいようにデカいバスが喰ってきます!完全ベイトについているフィッシュイーター化したデカバスが喰ってくる率が高いので、水面でギルがプカプカ浮いているエリアではぜひ試してもらいたいですね☆

ロッドはヘラクレス・マニピュレーター。ジャークの力をロッドがある程度吸収してくれるので、ワンズバグをより移動させずに動かすことができます。

ラインはフロロカーボンでも良いのですが少し潜りすぎる時があるので、僕はナイロンのバスザイル・フレックスハード 14lbもしくは16lbを使用しています。


※ワンズバグ・ワンダイブアクションについて詳しく解説しています。
コチラもあわせてご覧ください
↓↓↓
『大西健太、ワンズバグの低音アクションで50アップ!』


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■ その②:ポッパーフロッグ

ワンズバグがハマっているとき、同時にマットの中にもバスはたくさん入っています。さすがに全く隙間がないほど濃いマットはパンチングで攻めますが、薄いマットでマットが切れていたりポケットになっているところではポッパーフロッグを投入します。

アクションはワンズバグと一緒で、1回ガボンと深い音を立てた後しばらくポーズして、またガボン・・・の繰り返しです。

この深い音がバスがベイトを捕食しているときの音に聞こえるのか、一発出だしたらスイッチが入ったように何発か続くことがあるので気を抜けませんよぉ~!!

ロッドはタクティクス・ピッチンフロッグを使用しています。このロッドはストレートテーパーティップ採用で、X-Heavyというパワーでもティップが入りやすくフロッグを細かく操作するのにベストです。

ラインはパンチングのときと一緒でバスザイル・PE フリップ&フロッグ 65lbを使用しています。

※ストレートテーパーティップについて詳しく解説しています。
コチラもあわせてご覧ください
↓↓↓
『世界基準のフリッピングロッド「モリゾーフリップ」の秘密にせまる』



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■ その③:サイドステップ

そしてもう1つこのルアーも外せません。それはサイドステップ浮き浮きパターン! サイドステップを浮かせて釣る場合のキモは縦のカバーを狙うということ。

そこで、琵琶湖では縦に伸びるパッチを形成するエビモやフサモがキーポイントとなってきます! 今年はエビモの成長が遅かったのですが、6月半ば頃から徐々に水面下まで見えるようになり、7月に入る頃にはベストな状態に!

アクションは、エビモやフサモなどの横を「2ジャーク&浮かせ」で狙っていくと、浮上中もしくは水面でプカプカ浮いている時にひったくっていくので、バイトが見えて本当におもしろい釣りです!

ただバイトが見えてしまうので皆さん早合わせしてしまい途中でバレてしまうことも。なので、出ても慌てずロッドに魚の重みがのってからおもいっきりフッキングを決めて、おもいっきり巻いてくれば大丈夫です☆

ロッドは「サイドステップ専用!」って思うほど使っていて楽なヘラクレス・EGアクション。ウィードの濃い場所では、潜られた時のことも考えて新発売のロッド、ヘラクレス・テクニカルアクションも良いです☆

ラインはフロロカーボンのバスザイル・マジックハードR 14lbを使用しています。

※サイドステップ・浮き浮きパターンについて詳しく解説しています。
コチラもあわせてご覧ください
↓↓↓
『サイドステップマジック「浮き浮きパターン」炸裂!』

『佐藤信治が語る「サイドステップマジック」』


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■ 番外編:プロップマジック75

最後にもう1つ、近々発売されるプロップマジック75も秘めてますね~!

僕も初めてプロトを使った時にいきなり50upが釣れたんですが、バスを寄せてくる力がハンパない! プラス喰わせる力もハンパない!

本当にシルエットからは想像できない集魚力があるし、ベイトフィネス仕様ではない普通のリールで楽々飛ばせるのが良いですね~!(当然ベイトフィネス使用のリールならさらに飛んでいきます)

ロッドは軽量ルアーがとにかく投げやすいヘラクレス・エアレギウス7

ラインはマジックハードR 12lb。アクションはめちゃ簡単で、ただ投げて巻くだけ! このルアーのベストシーズンは秋なのでお楽しみに!!

※プロップマジック75について詳しく解説しています。
コチラもあわせてご覧ください
↓↓↓
『【動画】「EG going!」 Vol.21 佐藤信治・琵琶湖』



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今だ!って思った時は試してみて下さいね

っと今年も好調なサーフェイス系ルアーの使い方をザッと述べてみました。

夏本番の琵琶湖ですが、シャロー~ミドルレンジでもタイミングに応じてまだまだサーフェイス系の釣りもハマるので、1日の中で今だ!って思った時は試してみて下さいね~☆OK☆

■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSC-64M マニピュレーター
ライン:バスザイル・フレックスハード 14・16lb
ルアー:ワンズバグ

ロッド:タクティクス TCSC-72X ピッチンフロッグ
ライン:バスザイルPE・フリップ&フロッグ 65lb
ルアー:ポッパーフロッグ

ロッド:ヘラクレス HCSC-62M EGアクション
ライン:バスザイル・マジックハードR 14lb
ルアー:サイドステップ

ロッド:ヘラクレス HCSC-70ML エアレギウス7
ライン:バスザイル・マジックハードR 12lb
ルアー:プロップマジック75



■関連動画
【動画】「EG going!」 Vol.21 佐藤信治・琵琶湖
【動画】D-ZONE&ワンズバグ・縦の動きを意識した使い方
【動画】ワンズバグのピッチング釣法
【動画】ワンズバグでOK♪初夏の琵琶湖を攻略(BRUSHムービー)

大西健太の琵琶湖ガイド「OKガイドサービス」
スケジュール確認、ご予約はオフィシャルウェブサイト
http://ok-kenta.com/
釣果情報は「OK Life☆Fishing Diary」
http://ameblo.jp/kenta-bass1091/


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